「神の運びを感じる」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 今回の与那国の旅は不思議づくめだった。事前の天気予報では全日程雨天だったが、毎日が快晴。行くところ行くところで不思議な発見があり、核心的な場所で祈ることが出来た、かつては島民に最も大切にされていた御嶽の真上に、まさか鉄条網のフェンスが崩れ落ちていることなど想像外だったが、絡み合った太いワイヤを切るカッターを、たまたま立ち寄った蕎麦屋の親父が気前よく貸してくれたのも一つの奇跡だ。また今回は、浄化の力においては護摩の炎に勝るものはないことを改めて実感した。単に呪文を唱えたり、読経をしたりでは、どうしようもない穢れというものが存在する。それにしても人間は大きな罪を犯している。もっと謙虚に大自然に頭を垂れるべきだ。

 なお、本日13日18:30から渋谷のウイメンズプラザで「量子力学と遊ぶっきょう」講演会、14日20時から「オンラインありがとう禅」、16日14時から品川「風の集い」です。護摩941回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。「弘法護摩&オンライン」は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com) 英語版動画は毎週更新:「Arigato Zen Temple Goma」