「楽しい里山遠足」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 

 ありがとう寺から箱根の外輪山の一角にある丸岳(1154m)が見えている。穏やかな丸みを帯び、いつも陽の当たる山だ。どうしてもそこに登りたくなって、にわかに魔女と二人で登ってきた。熊笹に挟まれる山道を登って行くと、芦ノ湖や大涌谷が一望できた。頂上のベンチで手作りのおにぎりを食べただけだが、楽しい遠足である。帰途、行きつけの仙石原の温泉にも浸かった。大涌谷から引かれている硫黄泉が体に良いのだが、その源泉を汲んできて護摩壇の九頭竜神に供えるようにしている。龍神には、弘法護摩の底力になってもらっているからだ。住まいの近くにこんな里山があることが、有難い。平地ばかり歩いていては足の筋力が衰えるので、時々はこういう里山遠足に出かけるようにしたい。ボケもせず、老いぼれもせず、年を取るということは大変なことだ。(笑)護摩928回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。「弘法護摩&オンライン」は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com)