「歴史を創る」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 護摩の炎から啓示を受け、節分と立春に護摩を焚き、雨の芦ノ湖で神事を営んで以来、確かに九頭竜大神が境内の結界「無限庵」に降臨されたように感じている。もはや人間の力では「ありがとう寺」を動かせないだろう。邪悪な思惑をもって、それを強行しようとする人間がいるのなら、恐ろしい天罰を受けることになる。

 歴史的由緒も伝統的伽藍もない「ありがとう寺」を発展させていくのは、歴史を創るような挑戦でもある。時々、確立された権威に従い、既存寺院の住職になっていれば、さぞかし楽だっただろうにと思うこともあるが、その選択は私には許されなかったようだ。私が焚く護摩の炎は、宗教革命の烽火でもあってほしいというのが、私のささやかな願いだ。護摩873回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。弘法護摩&オンライン「護摩は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com)