「大狂龍を産み続ける女性」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 いつも思うのだが、女性は男性よりもはるかに長生きするだけあって、恐ろしいほどのエネルギーを秘めている。男性は飽きっぽく、エネルギーがすぐに枯渇してしまうので、まさに竜頭蛇尾となる。私が讃嘆してやまないのは、現代のミケランジェロ・早川聡子さんだ。東京芸大卒の才女だが画壇にも入らず、ずっと孤高の道を歩んでおられる。拙著『森女と一休』(講談社)、『ありがとう禅が世界を変える』(春秋社)、『死者は生きている』(筑摩書房)などのカバー絵を描いて下さったのも、パワフルな聡子さんだ。子供たちの絵画教室を開くかたわら、時々、とんでもない作品を創り上げられる。その典型が大狂龍(私の勝手な命名)の創作だ。素材は、すべて手編みの和紙だ。いつか彼女の作品をありがとう寺で常設展示するのが、私の夢だ。そうすれば、彼女の作品がアユ釣りのオトリみたいになって、日本中の竜神様が「ありがとう寺」に降りてきそうな気がする。(笑)護摩868回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。弘法護摩&オンライン「護摩は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com)