「これから矢継ぎ早に起きることに動じてはいけない」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 明けまして、おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。お祝い気分でいたところ、龍の年の到来を知らせるがごとく、北陸から震災のニュースが飛び込んできました。とくに石川県とはご縁が深く、知人友人がたくさんおられるので心配です。元旦吉祥護摩で弘法大師から「これから矢継ぎ早に起きることに動じてはいけない」という霊示を受けた直後のことでした。

 お正月で家族の再会を楽しんでいたところ、瞬時にして地獄絵を見せつけられた方も少なくないはずです。輪島市では過去にも大火災が発生し、自宅や会社を再建されたばかりの人たちもいます。どれほど悔しいことでしょう。

 それでも、「幸せは壊れない」のです。歯を喰いしばってでも生きていくうちに、きっと楽しいこともあるはずです。被災された方の強靭な精神を応援したいと思います。