新刊『死者は生きている： 「見えざるもの」と人間の幸せ』（筑摩書房）は、六月刊行予定ですが、今回、台湾滞在中にまた新しい本を書き始めました。仮タイトルは、『あなたは絶対に傷ついていない： 無意識は無限の愛』です。意識が闇なら、無意識は光です。意識は傷ついても、無意識は無傷です。意識は裁きますが、無意識は許します。意識は破壊しますが、無意識は創造します。意識は不正確ですが、無意識は正確です。
無意識の正体を明らかにできれば、宗教も道徳も無用の長物になります。長い間、心病んできた人たちも、トラウマの呪縛から解放されるかもしれません。しばらく日本語の本は書くまいと思っていたのですが、この本はどうしても書かなくてはならない気がしています。実際の執筆は、比叡山から下山後となりますが、方向性だけでも定めるために、今からでも少しでも書き進めておきたいと考えています。本日帰国し、２２日から総勢５０名で第５３回「ありがとう断食セミナー」を開催します。