「不死身の町田宗鳳という虚妄」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

不死身の町田宗鳳と思い込んでいたのは、どうやら私の自惚れでした。昨日は、微熱を伴う背中の痛みと、不気味な悪寒と、原因不明の下痢に苦しみ、山積する仕事を前にして、一日中寝込んでしまいました。温泉で温冷浴を繰り返したおかげで、だいぶ体調が戻り、今朝はフラツキながらも、台湾の台中市に到着しました。御殿場から中部空港まで、台北空港から台中まで何百キロも、私を車で運んでくれたのは、神風運転で有名な秘書の酒井でした。こんなことで比叡山籠山60日が耐えられるのか、まことに心もとないものがあり、バンジージャンプの飛び下り台に立たされたような心境でおります。

 

ところで、機内で見た「コンカッション(脳震盪)」という映画は実話らしいのですが、感動的でした。激突を繰り返すフットボール選手が次々とうつ病になったり、自殺したりする原因が脳への衝撃にあることを突き止めた若き黒人医師が、既得権益組織から執拗な嫌がらせを受けながらも、科学的真理を訴え続け、ついには国民的ヒーローになるというストーリーでした。私も「無意識の光」にさえ気づけば、宗教も道徳も不要であるという宗教的真理を主張し続ける覚悟ですが、まさか国民的ヒーローにはなれないでしょうね。でも、せめて死後100年後くらいには、評価してほしいものです。(笑)