【モネ 連作の情景】大阪展


本日初日!


会期:2024/2/10(土)~5/6(月)

開場時間:10:00~18:00

於:5階展示室

休館日:月曜日(2/12、4/1、15、22、29、5/6は開館)


この展覧会

既に東京展で楽しんでいるのに何故初日に駆けつけたか!?



原田マハ講演会付き前売チケットなるものがあり喜び勇んで購入(笑)


モネ好きの私には勝手に友人のように親しみを感じている原田マハさん


当然 絵画&印象派絡みの著書は全て読了している


中でも

あのオランジュリー美術館を30分貸り切って

あの楕円形の睡蓮の部屋で

あのモネの睡蓮を背景に撮影したフォトが掲載された著書『モネのあしあと』は羨望の眼差しで読み進めた


今回のモネ展そのものは 既に東京展で堪能しているので

↓ 

”美術展『モネ  連作の情景』@上野の森美術館”



心は焦がれているけれどやや落ち着きあり(笑)


本日はむしろ原田マハさんの講演会を楽しみに中之島美術館へ足を運ぶ


【原田マハ講演会】

それでもセーヌは流れている―画家・モネを創った風景への旅 


講演日:2024/2/10(土)14:00〜15:30

会場:大阪中之島美術館1階ホール 


講演をお聞きして大正解!


今までのモネの絵画を扱った展覧会や

原田マハさんの著書をはじめ他の著書や情報などで知っている内容のおさらいではあったけれど

何より モネ愛に溢れた方がモネについて語るあっという間の90分間

その空間を共に出来た幸せ


マハさんの講演の最初の言葉こそがモネ愛に溢れていた


「大阪 にしばらくモネがいる

 100%モネという展覧会は貴重

 舞台裏 は大変だったことを知っているだけに関係者のご努力に感謝するとともに大阪展初日をお祝いする気持ちで講演をします


印象派でポートレートが残る我が世の春を楽しんで去った長生きの貴重な画家」

とモネを称された


「オランジュリー美術館は モネ からのギフトだ」と


 オランジュリー美術館は楕円形にすること

そしてモネが自分の死後に開館するようにという希望があったこと

これは有名な話だが それを持ってモネからのギフトとは!

素敵!!


面白い表現もあったなぁ

モネの睡蓮花の特徴として寄りで撮る

風景を切り取る 

これは現代のスマホの画角と同じと


そして

本日の公演のお題に関わる エンディング


1819年 冬

ヴェトゥイユは大寒波で あのセーヌ川が凍った

モネは 10人以上の家族の生活がモネの絵筆一本に乗りかかる重圧に耐えられず絵筆を持てなくなった 

くじけたモネ

苦悩のどん底 

しかし 春は訪れ ある日 凍結していた セーヌ川が流れ始めていた

セーヌ川が流れ始めたことでモネの絵筆が再び 動き始めたと


モネの多くの連作 

多くのヴェトゥイユでの絵画は このエピソードから生まれたもの

この出来事から今の連作や今のモがあるのだと


そうそう

素敵な情報があった!

第1回 印象派展 から今年で150年

なんと今年 それを記念して オルセー美術館で 第1回 印象派展に関わる展覧会が開催されるのだとか

これは行ってみたいなぁ

そして今年はパリオリンピックの年

パリは大いに盛り上がっているのだとか


そして!

素晴らしかったのは最後にスクリーンに映し出された原田マハさんのパリのお家のワンシーン!!!


そのフォトに存在している

1枚のアートフォトとモネの直筆手紙→オークションで手に入れられたのだとか


もうその光景が幸せすぎてニマニマした

その原田マハさんのモネ愛の熱量に触れられたことが幸せだった!