今週はじめ
7/3㈪の劇団四季定例のキャスト発表

飯田洋輔さん&飯田達郎さんが
洋輔兄ファントム&達郎弟ラウルというキャスティング
兄弟で 同じ劇団で 同じ作品 同じ板に立ってのご出演という奇跡の組み合わせ

昨年にも同じシチュエーションがあったのだけれど行く機会に恵まれなかった

今回は翌7/4(火)に本来持っていたチケットで私の定例月イチ観劇日を
このキャスティングで迎えた
 
低音素敵ヴォイス兄弟だと言うだけでなく
洋輔さんが『JCS』カヤパ役で急遽ご出演後のファントムキャスティングだったため 
魅惑の低音が響きエンジェル・オブ・ミュージックにおなりになるのではと期待した

昨日チケット確保に動き本日は急遽追加で大阪四季劇場へ!

こうして私を駆り立てるパフォーマンス
それは本日の追加観劇で確信となった

かつて この作品を観るときと同じように作品に没入しての観劇となった

言うことなし!
→と言ってもなんやかんや言い残したい(笑)

観劇中 ストレスフリーで ずっと夢中だった
ALWの音楽に浮遊し 歌声に酔いしれ 劇場空間に飲み込まれ一体になった感あり
こんなこと本当に久しぶり!

かつては ほぼ毎回
オークションシーンのシャンデリアの幕が剥がされ過去に遡る時からそういう感覚だった
あの頃の感覚

嬉しかったなぁ
年齢を重ね私の感受性が鈍ったのかと不安があったのだけれど そんなことは無かったのだと分かって一安心!

そして これまた久しぶりにラスト
ファントムに涙した…

飯田洋輔ファントム
渾身の
♪我が愛は終わりぬ 夜の調べとともに♪
一寸の隙もなくファントムだった

そしてこの時ばかりは
観手の私も 美しく歌ってほしいとか響きを なんて考える余裕すらなく その空気に世界観に飲み込まれた
心揺さぶられた瞬間

洋輔ファントムはファントムそのものだった


ファントムを生きる回数も大事なのだろう
段取りなく意識せずとも身体が動くほどの経験を重ねることも大事なのだろうな
段取り感や意識している感 
どうにか見せようとする感が微塵もなかった


だから惹き込まれる



洋輔さん
本当に素晴らしい俳優さんになられたな

おめでとう
そして ありがとう



達郎さんのラウルも完璧!

ラウル然としてもだけれど 

台詞 歌唱 それらに乗せる感情
全てが自然で丁寧で ひとつひとつに意味がある
全く持って話すように歌われる


だからひとつひとつの言葉に意味を感じるし説得力がある


これまた ますます素晴らしい俳優さんになられたなぁと唸る




そしてファントムもクリスティーヌも同じだけの説得力を持つため 

完璧に近い主役たちのパフォーマンスとして届けられる


そう
これこそ7/4の観劇時にも感じたバランス!


それはカンパニーとしてと称すると
思うところはところどころあるけれど


今日はもうよい
そういう言葉は 今日はここには置かない

本当に素晴らしいパフォーマンスだったから

良い記憶だけで!


その他の書き留めておきたい良いところ

ムッシュー・フィルマンの金本さん

立て続けに2度拝見したら 増田アンドレさんとの支配人Sが素晴らしいバランスで こちらもBRAVO!だった


これほどしっくり来るのも久しぶりな感じ

またしてもバランスが良い!

このお二人の組み合わせ 自分の日記ブログを遡ってみたら2022年5月観劇時に体感済のよう

感想は書き溜めてないけれど

飯田兄弟がご出演ということ
兄弟対決と話題になり その影響だろう
チケットが軒並み完売
来週も同じ状態になっている
素晴らしい!

観客が来てこその劇場
そしてそこには素晴らしいパフォーマンスが待っている
魅了される人も多いだろう
そしてまた足を運ばれることにもなろう

先日の観劇で飯田兄弟は福井県の宝だなと日記に書き留めたけれど
もはや劇団四季の宝だな

こう書き留めて ふと思う

『壁抜け男』のデュティユルな兄・洋輔さんを思い出す
初代デュティユルの石丸幹二さんとはまた
印象の違う ちょっと融通がきかないくらい真面目そうなデュティユルさんだったのが好印象だったのだけれど
今回の観劇で弟・達郎さんもデュティユルにぴったり!!と感じた

次は兄弟デュティユルなんて叶ったら
これまたオペラ座の怪人でいう陰=闇の世界と陽=明るい太陽 陽射しのような
演じ手の違いによる観手の楽しみが期待できるような勝手楽しみを想像してニンマリしていた
(かつて石丸幹二さんと下村尊則さんがデュティユルを演じられた時も観比べるのがとても面白かった!
そういえば 今回は観劇していて達郎さんが下村尊則さん→今は下村青さんに似てらっしゃるなぁと感じていたので その影響もあるのかしら!)