反田恭平 プロデュースプロデュー Japan National Orchestra 2022ツアー

大阪公演


【日時】2022年3月21日15時開演


【会場】東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール(大阪府)


【プログラム】

メンデルスゾーン 

ヴァイオリン協奏曲

 ヴァイオリン:岡本誠司 

 指揮:反田恭平

 管弦楽:Japan National Orchestra

   ジャパン・ナショナル・オーケストラ


ショパン 

ピアノ協奏曲第1番

 指揮・ピアノ:反田恭平
 管弦楽:Japan National Orchestra



コンサートツアー最終地 大阪公演を堪能した


前半

ソリスト ヴァイオリニスト岡本さんのアンコールは2曲!

これが素晴らしかった!


まず1曲目は自身のオーケストラJNOだからこそ出来るアンコールソリストがオケを弾き振り!!!
オーケストラが弦楽器のみの室内楽になって軽やかに曲を届けてくれた

そしてアンコール2曲目
♪バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番第3楽章ラルゴ

やられた〜
こちらは完全にオケメンバーではなくヴァイオリニストとして届けられた曲

大好きなこの曲を持ってこられるとマイッタな感じ

(ついついヴァイオリニスト郷古廉さんに脳内変換してしまう自分が居たけれど)


後半

昨年末 凱旋ソロコンサートがあった

反田恭平さんのソロコンサートは反田さんだけのピアノの音色を楽しめるので大好きなコンサート空間になる

そしてソロコンサートが一番好きだと思っていた


しかし!

今日は違った

これぞまさにショパン国際コンクールの凱旋コンサートだ


ショパン・コンクールのファイナルステージはオーケストラとの共演

必然的にショパンのコンチェルトになる

だからこそだ

反田さんと志を同じくしたJNOジャパン・ナショナル・オーケストラと奏でるコンチェルト

コンクールという重圧から解き放たれ自身が目指す音楽を追究できるオーケストラとの演奏

それはそれは純粋で清らかに美しく

聞き手の私も心が解き放たれてホールで音楽にだけ身を置いて堪能できた

これこそクラシックコンサートの醍醐味!


アンコールは3曲

♪ショパン ラルゴ

♪シューマン/リスト 献呈

♪ショパン ピアノコンチェルト第3楽章


3曲目の♪ショパン ピアノコンチェルト第3楽章の際は

分かってるなぁと唸る


私がショパンコンクールのファイナルステージをリアルタイムで見てから

アーカイブで何十回も いや何百回も繰り返し聴いている部分 笑


反田さんが夢を叶えている その瞬間

ショパン国際コンクールのファイナルステージで 反田さんが最も好きだと言われるピアノコンチェルトNo.1を弾くその時の 最も躍動している興奮の頂点

それが この第3楽章


観客の興奮も沸点に達する その瞬間が再び

いや三度客席を包む

ニクいなぁ

まんまと客席は感動のるつぼと化しオールスタンディング


大満足のコンサートになった

共にコンサートを楽しんだ仲間たちも大満足の時間となったようで幸せに顔が心も身体(ランチ&お茶)も満たされて

次は6月の佐渡さん&反田さんでね〜と再会を約束してお別れをする

この 次は〜ね〜とかわせる喜び


コロナ禍が今よりもなお終息し 自然災害が起きていませんようにと心から願い今日の日に感謝