●あなたが探していたパズルのピースが見つかる子育てのヒント
<「勉強しなさい!」と言われるとやる気がなくなる科学的な理由>
風路教育研究所の教育アドバイザー
風路京輝(かぜみちきょうこ)です。
6月に、ようやく新型コロナの感染拡大を防ぐための長期休業が解除され、学校再開。
は、したものの、これまでとは様々な面で様変わり。
「遅れを取り戻すためか、宿題やドリルの課題がとても多いのよ。」
というママの声も聞こえてきます。
そんな中で、ゲームをしたり、テレビや動画を視聴したりして、なかなか宿題に取りかかれないようなお子さんに、つい
「勉強しなさい!」
と言ってしまう親御さんもおありかと思います。
親としては、気になりますものね。
ところが、お子さんが、(そろそろ勉強しようかな。)と思っていたところに、親から勉強するように言われた場合、勉強どころか逆に反発して勉強しなくなってしまう。
これは、その子がへそ曲がりでもあまのじゃくでもなく、人間として、もっともな科学的反応を示しただけなんですね。
心理学に「心理的リアクタンス理論」というものがあります。
「リアクタンス」というのは「反発」という意味です。
人は本来、自由でありたいと思っているのですが、(高圧的な)説得によって、行動の自由が脅かされそうになると、激しく反発する、という理論です。
自由を回復するために、説得への抵抗が生じるんですね。
勉強しようと思っていたのに「勉強しなさい!」と言われるのは、自分から進んで勉強するという行動の自由を親によって脅かされたことになります。
子どもとしては、勉強しないという行動をとることで、脅かされた自由を回復したわけです。
なんだか屁理屈のように聞こえるかも知れませんが、人間というのはそれくらい、自由を奪われたり、何かを強制されたりするのが嫌な生き物のようです。
実は、これにはさらに最悪なパターンがありまして、説得に失敗すると、説得しようとした相手のみならず、説得した側の態度もますますかたくなになってしまうことがあります。
これは「ブーメラン効果」と呼ばれる、説得に失敗した場合の最悪のパターンですね。
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