●自然とつながり、五感を磨くことと、机上の学習の接点④ 2020
風路教育研究所の教育アドバイザー
風路京輝(かぜみちきょうこ)です。
今日のお話は、「味覚」。「味」の感性です。
さて、これまで、「視覚」、「嗅覚」、「聴覚」についてお伝えしてきましたが、「味覚」というのは、ゆっくり徐々に完成する感覚だそうです。
だいたい15歳ぐらいで完成し、最後においしいと感じるのは「えぐみ」だとか。
「えぐい」っていうのは、辞書を引くと、
「あくが強く、のどをむずがゆく刺激する。また、そのような味である。」
と、あります。
人間の味覚って、なんて高尚なんでしょう。そのような複雑な味をおいしいと感じるようになるんですから。
ところで、味覚というのは、子どもが親離れを始めても、最後まで親が関わってあげられる感覚です。
いろいろな味のものや食感を体験させたいですよね。
食材によって、煮る、焼く、蒸す、炒めるなど調理法によっていろいろな味が引き出せますし、素材そのものの味はこうなっている、という味覚の知識も大切。
そうやって幅広く体験していくと、本来昔から自然に「その季節の食べ物」だったものがその季節に本当の味が出ることが分かります。
また、「この季節には、こういうものを食べる。」という季節感や、
「体の調子がこんな時は、これを食べると元気が出る」ということを、体感し、実践が可能になるんですね。
味覚を磨いた子は、大人になって、食べ物を自力で選び、自力で健康を支えていくことが可能になるわけです。
親が苦手だからといって、その食材を使わないと、子どもも、それを体験することができなくなります。
そうするとその味が身に付きません。
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