「私(僕)だって人間だ」
理屈ではわかっていても、感情がそれを許さない場合ってありますよね{%下降webry%}
そうやって素直に口に出せる人はよいのですが...
新しいことに目を向け、意欲的に努力する人を前に、努力する気力が持てない、努力することが出来ない場合に取ってしまいがちな行動は、「相手を否定することにより、自分自身の尊厳を守ること」だったりします。
自分自身も「こうしたい」「こうすべきだ」と思いつつも、行動に移す勇気やパワー、環境を持つことが出来ず、実際に前進しようとする人を否定したり、最悪の場合、足を引っ張ってしまう。
人間ですから、生きていくために自分を守ろうとする本能が働くことは自然なことです。
教育者も人間である以上、自己防衛本能があるのは当然なのですが、教育者が自分のプライドを守るために、あるいはそのコンプレックスを隠すために、上手くいかないことを「子供たちのせい」にしてしまう行為は、とても残念なことです。
完璧なんてあり得ない。不完全は恥ずかしいことなんかじゃない。凡人だったとしても、上手くいかないことだらけだったとしても、現状にあぐらをかいたり諦めたりせずに、まっすぐ前を向いて努力し、子供たちと共に成長し続けていたいですよね{%クローバーwebry%}
高い社会的立場や地位をお持ちでいらっしゃる方々には、私のように「凡人です」「私の勉強不足です」と声を大にして言うわけにもいかないでしょうが、せめて、ご自身の保身のために、これから伸びようとしていく子供(生徒)たちの足を引っ張ったり、力で抑え込んだりすることはお辞めになって欲しいと願います。
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