「今日はとても良いレッスンが出来た」と思える日、「なんだかしっくりと来ない」と思う日...
レッスンを行う中で、日々子供たちの成長に喜んだり、思うように進まず、どのようにアプローチしたらよいかと悩んだりします。
何かが出来た時の子供たちの笑顔、自信に溢れた様子は、講師にとって最高の喜びです。
褒めたり、注意したり、意欲を引き出すために、精一杯いろいろな投げかけをするのですが、最初の頃は、それでも全く反応が返ってこなかったり、まるでキャッチボールにならなかったりすることがあります。
そんな状況が続くと「さて、どうしたものだろうか」と頭を悩ませます。
レッスンを行う側としては、子供たちが喰いついてくるような、楽しいレッスンを行いたいので、「やりなさい!」と強要することはしないのですが、お子さんが勇気を持てず、二の足を踏んでいるような時は、一番そばにいる、信頼出来るママに「楽しそう!」と、ちょっぴり背中を押していただけたらな...と思います。
どこまで許されるか、どこまでやったら叱られるか、子供たちは敏感にママや講師の顔色を伺っていたりするものです。
食わず嫌いの子供に「美味しいよ~!」と声をかけるように、
信頼しているママが「おもしろそうだよ~!」とアプローチしたら、子供たちも、一歩踏み出す勇気が持てるかもしれませんよね。
もちろん、本気で嫌がるお子さんに無理強いするのではありませんが、「なんでもいいよと許すこと」と「意思を尊重すること」とは異なるように思います。
自ら成長するのをただ見守るばかりでなく、時には、そばにいる大人が、正しい方向へ前向きに導いてやることや、その場に相応しい行動を伝えていくことも必要ではないかと思います。
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