市民団体だったころから、いろんな方に「風の会さんは『まちあるき』は
しはらへんのですか?」というお訊ねをいただきます。
町並みをみて歩いたり、いわゆる名所旧跡を訪ね歩く…というのは
多府県の方や、京都歴が浅い京都市民のみなさんにとっては
よい観光になるのかもしれません。
確かに、京都には観光ツアーを催行したはる団体や業者さんも
いろいろ居たりますし、観光ガイドや案内の方も少なくありません。
昨今は京都検定なんていうものも浸透してきましたしね。
・・・で、当会の話です。
うちでもかつて「まちあるき」したことあるんです。
確か、ちょうど今から8年前。2002年に2回。
そのころは風の会も始めたばっかりで、まさに暗中模索。
どういう例会がいいのか、みなさんが求めたはるものは何なのか…
とりあえずいろんなパターンのものをやってみて考えよう…って
感じやったかと覚えています。
で、その結果得た結論が、「『まちあるき』はやめよう」。
ただ単に、文化財の町家やイベントを観て歩いただけでは
なーんにも残らない、それでは明治村を散策したのと
かわらない・・・ということがわかったからです。
つづく♪