最初、風の会をつくったとき(2001年)には、どんなことをしようとか、
どんな会にしようとか、どんなことを目標にしようとか・・・正直なところ
特に何も考えてへんかったんです。
ただ、なんとなーく、みんなで楽しくわいわいできたらいいかな…程度で。
その後、だいたい月に1回、年間10回ほどの例会をぼちぼちやってきました。
最初はほんま手探り状態やったんで、いろんなパターンをやってみて、
集まりのよくないものはリピートしないことにして。
そんなこんなで現在の例会につながってきているわけですが、
NPO法人にするまでの市民活動時代の5年余、常に思ってきたことが、
例会をアカデミックなものにしすぎない!ってことでした。
京都に町家と縁の深い団体(NPO法人等に限らず)はいくつもあるんですが、
どうしてもアカデミックになりがちのような気がするんです(もちろん、それが
目的の団体さんもありまして、非難しているんじゃないですよ。不悪)。
ま、京都には大学もたくさんあって研究者・学生も多いからむべなるかな・・・って
ところも否定はできないんですが。
本音を申し上げますと、「講演会」とか「セミナー」とかにする方が、事務局サイド
としては準備やその他もろもろがラクチン!っていうのも確かにそうで。
ここのところずっと、今後の例会をどうするか・・・って考えているのですが、
やっぱり、ここで原点にかえって「セミナー系」のものを減らそうと思います。
みなさんに集まってもらって、講師が前でお話しして、質問を受け付け、
それに答えて・・・なんて、別にうちがしんでもよそさんがしたはるやん!って。
もちろん、家主さん向けのセミナーなど、そういう形が適当、あるいは
よいと思われるものはこのまま続行しますけどね。
町家を借りたい方、起業したい方等に関しては、今までとは形をかえて
「テーマをきめたよもやま例会」のような感じでやっていこうかと。
まだ考え中です。また書きます。 