らりぃ専用サイト に「町家ショップらりぃ参加店について 」というページがあるのですが、
ご覧になられた方、おられますでしょうか?
参加店の多くは職住一体の形態でやっている云々ということを記しているのですが、
最後に私は、
…点と点とが繋がって線となり、やがて町になる。
ふつうの町家、ふつうの暮らし。
観光地でない京都を歩いてください。
と書いております。
当会としては、例え、観光目的で上洛されたお客さまであっても、
観光地でない京都、素の京都、京都人の普段の暮らしをできるだけ見て欲しいと思っております。
文化の継承どうのこうのと言うても、まずは見て、知っていただくことから始まるのですから。
私も含めてですが(反省)、どうしても、らりぃはどこのお店に行かはった…とか、
どう廻らはった…とかいうことに目がいきがちです。
らりぃ2008では、5軒目UPの賞品引換え部分の三角片アンケートに、どのお店を廻らはったか
ご記入をお願いいたしました。今回は一部のお店ではありますが、学生さんにお願いして、
簡単な調査もいたしました。が、これはあくまで次回以降の企画と広報上の参考と、
参加店さんに営業上の一助にしていただければ・・・というものです。
本来のらりぃの目的(前回その1 をご参照ください)から申し上げると、5軒(4軒)のお店を
廻らなくても、1軒だけを足しげく通っていただくのもありがたいことなんです。
スタンプラリーというものの性格上、上記のような方に5軒目UP賞品をお出しするわけには
いかないのですが。ここはとても葛藤です。
また今回、らりぃ中の例会として、いわゆる仕舞屋(一言でいうと、「お商売・作業をしていない、
居住専用住宅」のこと。以前は基本的に洛外)を会場にしてとりとめなく話そう!というのをしました。
これはこれでよかったと思っているのですが(できれば本年以降もらりぃ中の例会の一つと
して継続していきたいと考えております)、でも考えてみれば、この例会というのは、
京都でなくてもどこでも古い家(町家)さえあればできる例会なんですよね~。
京都ならではっていう部分がほとんどない。
やっぱり、京都の生活文化の継承を目指す当会としては、
京都ならでは…という例会をしていかんとあかんはずです。
では…京都ならではの例会って?
京都の生活文化の最大にして究極の特徴は「職住一体の暮らし」やと考えています。
これをみなさんにみてもらえないか…と思って始めたらりぃではありますが、
残念ながら現状ではなかなか難しいようです。
営業時間内だと、どうしても、一般のお客さまと同じになってしまいますよね。
なので、その部分を補うための例会をらりぃ期間中にするのがいいんやないかと代表理事と
話しております。まだ漠然とした感じですが・・・。もう少し考えます。
事務局長・井上裕子♪