5年半ぶりの観覧で、感じたこと…を率直に… | 紅蘭紫菊雑記

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フィギュアスケートのことあれこれと、日常生活とを絡めて綴る雑記ブログです。

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町田さんのバレエ公演を、連れ友のお誘いで観覧したのはGW前半のこと…


会場の雰囲気も良かったし、観覧出来たことにはなんの不満もないが、






実際に観たことによって、また違う感情が出て来たのも確かなのだ。






バレエを始めてから9年だそうだ。ソチ五輪後からになるだろうか…


セカンドキャリアを十分に考えているタイプだからこそ、

表現者としての活動場所や大学での指導のためにも、バレエを選択したのだろう…


プロスケーターを引退したのだから、その後の町田さんの人生の選択に対して、

進言などはご法度でもあるけれど、



考えてみれば、ブログも一つの発信源なのだから個人的感想とは言え、投稿に対して躊躇する気持ちもなきにしもあらず…


反面、観覧者としては観覧対象を選ぶことはなんの問題もないわけで、関連したことを投稿発信することは

節度を持ちながらも

自由であっていい…

あ〜


前置きして身構えている状態!




これから投稿するニュアンスが伝わればいいのだけれど、


書いてみるか〜







町田さんの久しぶりの姿を見られたことはバレエ公演を観て良かった点。

表現者としても次のフィールドを獲得したのだろう。



だから観覧そのものに対する後悔はないのだ。むしろその姿を観たことで今の気持ちがわかったのだから…




6年前までの楽しみは町田さんの新しい作品を観覧出来るPIWだった。


表現者としも、また創作者としても独創的な世界を観せて頂いた。


またその考え方やフィギュアスケートへの観方にも感化されていた。



もちろん町田さんのその後の決断も道のりも町田さんのものだし、


その上でフィギュアについても繋がりを持っている。


しかし〜


シンプルに言ってしまえば、


バレエをする姿を観たことで、スケーターとしての町田さんが

なんというか、

塗り変えられた感じと言えばいいかなあ〜、

結局は、


バレエなんだ、バレエをこれからは表現手段にするんだという印象を持ってしまった。



あの当時のことは、やはり過去の出来事であって、(プロスケーター時代)


その先はないのだと痛感したのだ。心からの実感と言うべきか…



継承プロジェクトや教本動画で滑ることはあっても、

ワセダオンアイスでグループナンバーの一員として参加することはあっても…



ワタシはとても観ることに
欲張りなので、


町田さんのパフォーマーとしてのスケート作品が、

まだもう少し観たかったというのが本音のところだったのだろうな。




それがもう…多分…観れないことをバレエ公演で再び感じてしまったのだろう…



晴れやかに、朗らかに、誇らしく踊る町田樹さんの姿から、引退から5年半の時を経てまたまた、
ズシンと響いたのだろう。

バレエ公演やバレエを踊ることを否定しているわけではない…

しかし、ワタシには違う世界に思えてしまったのかも…

そう、


もうバレエの姿は…もう


いいかなあ〜と…




ワタシが推していたのは、スケート作品を滑る町田さん、フィギュアスケートに関わる町田さんだったのではないかな、と

かなり限定的だけれど…



だから、本当の意味での

卒業の時がやって来たのかも…




もちろん今後、解説などでの活動やフィギュアに関することは
変わらずに取り上げるけれど…


ワタシ的には、フィギュアとバレエの融合とは残念ながらならなかった。



映像で流れるスケート作品を滑る町田さんは、遥か彼方の過去の中に存在していて、




現実は…

すぐそこでバレエを踊っていたわけで…



時は確実に流れていることを感じざるをえない時間でもあったのだ…



あ〜終わったのだ…と


スケーターの皆さんがどんな選択をし、いろいろなことをしていっても、最終的にフィギュアに戻ったり、スケーターとしての姿があればそれでいいスタンス…である自分だけれど、



スケートをど真ん中に置いたパフォーマーではない、違うフィールドの表現者になった…なっていくのだろう…町田さん




町田さんの場合には、
ほぼ表舞台に出ることはないのだ、スケーターとしては…当たり前だけれど、




バレエダンサーとしては、今後もステージに立つ機会はきっとあるだろうけれど…




果たしてワタシは…今後その観覧を希望するかと問われたならば、





……




だろうな〜