今の方が、ずっと…いい…表現者としての真央さんと宇野くん | 紅蘭紫菊雑記

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浅田真央さん現役の競技者時代には、
出場する試合で、優勝すること、金メダルを獲る姿を観ることを楽しみに、試合を観てきた宅オタだった。


真央さん自身の目標もそこにあったように思うし、

そのためにストイックな毎日を過ごすそのスケート人生に、勇気や活力をもらったファンも多かったかもしれない。


当初真央さんファンになった時には、
「楽しそうに滑る姿」に一目惚れしたけれど、徐々に報道の煽りもあってかキム・ヨナさん対決などで、

ライバル視が尚更ヒートアップし、ご多分に漏れず自身もその波に乗っかった時代があった。

だから真央さんへの視線はいつの間にか、「頑張る姿」「一生懸命」「ストイックさ」「競技会の実績」ばかりが気になってしまい、

真央さんに一目惚れした時の「楽しそうな姿」を追うことをいつしか忘れてしまっていた真央さんファン時代だった。







息苦しい応援や過剰反応するネットのファンの雰囲気に、フィギュアスケートを只々ジャッジするだけのものとして観始めてしまい、苦痛さえも感じるほどになった。



そんな宅オタ時代がどうしても浅田真央さんというと、ワタシの場合には重なってしまっていた…


現役引退によってやっとフラットになってよき思い出として、ワタシの過去として切り離された頃、「BEYOND」ツアーが始まったので、観覧はしなかったのだ…




今回のエバラス33は、真央さん自身が好きなことを楽しんでやっていることが伝わってきている。


そう、ワタシが真央さんに一目惚れした時のその直感的な「楽しそうに滑る」そんな気持ちで取り組む真央さんの方が、ワタシは好きかもしれない。


競技者として記録も記憶も残したからこそ、今のポジションで仕事が出来るわけだけれど、



ワタシが観たいフィギュアスケートは、
技術だけに留まらないその先の世界なんじやないかと…



だから逆に言えば、選手としてある程度の成績を残せるスケーターであってほしいと思っている。

以前は結果だけに着目した貧弱な応援だったのだろう…



エバラス33に期待を持って観覧に行くことで、ワタシなりの「リスタート」も兼ねているのかもしれない。








こんなことを考え始めたのは、じつは宇野くんの現役引退への動向、PIW横浜での演技やそれこそ生き様を改めてじっくりと見たせいかもしれない。




宇野くんも、次のステージへの希望を持って気持ちよく現役卒業を果たした。

そうフィギュアスケートの良さをより実感出来るのは、競技会を去った後ではないかと…近頃思うのだ。


もちろん、4回転をバンバン飛ぶ競技会ならではの醍醐味は薄らぐかもしれないが、アイスショーにおいて必須なのは、
また違う部分ではないかな〜


「ラヴェンダー」の演技によってより痛感したし、宇野くんの引退にあまり寂しさを感じないのは、その為かもしれない。


まあ現役卒業は競技会が始まってからは感じることだろうけれど…








昔々、町田さんにプロスケーターとして、そんな希望を託したかったけれど、

あまりにも短い時間で去ってしまったし…

宇野くんはまだまだこれからプロスケーターとしての深みをみせてくれるはず…

これからの宇野くんへの期待が膨らんでいるのも事実。今の宇野くんの方がずっといい…と思う日々。


この記事も、頷きながら読んだ↓


付け加えると…


ワタシがなぜ上薗恋奈選手に注目しているかというと…

表現者としての彼女を観てみたいから…


だから競技者としてある程度の成績を残すことが、プロスケーターへの道に繋がると考えていて、暫くは競技会での様子を観ていきたいと思っている。



まだ13歳だから…果たしてどこまで観ていけるのかだけれど、

その為にこちらも健康に気をつけながら、どっぷりと応援にハマりすぎずに、どこか冷静さを保ちながら、

フィギュアスケートを楽しんで行きたいと思うようになった。