□こんにちは~
まだ梅雨明けせず、不安定で暑い日々が続きますね。
さて、今回は今年組んだクワガタの産卵セットを割出してみます。
いくつかの産卵セットを組んでいるので、様子を見ながら何日かに分けて割り出していきます。
毎年、ゴールデンウィーク辺りに産卵セットを組むのですが、今年は5月7日に一斉に♀を投入しました。
それから1カ月ほど、たまに餌のゼリー交換をしながら基本的に放置し、♀を抜きます。
直ぐに割り出すと卵が出てくるのですが、私の場合は初令から初二令の幼虫で取り出し菌糸瓶へ投入したいので、更に1カ月ほど放置します。
これで産卵していれば、卵は全て孵化しますので出てくるのは幼虫ということになります。
今期、割出に事前に用意した菌糸瓶は800ボトル80本です。
今回は、オオクワだけでも
能勢YGが2セット
能勢SR
山形県産、秋田県産、岩手県産
を組んでおり、更に地元産で大型を狙うコクワガタも組んでいます。
他に本土ヒラタが3セット![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
これだけ見ると菌糸瓶が足りない気がしてきますが、昨年、産卵セットが壊滅する事件がありまして・・・
今年は、大袈裟に言いますと再起をかけた産卵セットとなるのですが、とりあえず不安で失敗しているような気がしてなりません。
とりあえず少しずつ産んでくれていたら良いなと思って、先ずは80本を用意したという経緯です。
7月3日、能勢YGの1つ目を割り出してみます。
このセットは、一昨年羽化した
♂80.6×♀50.5
のYGとしては大きくない親種になります。
とりあえずケースを引っくり返すと、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230705/14/kazenofukumama1975/ea/17/j/o1080060715308457177.jpg?caw=800)
おお❗既にマットに溢れ出た幼虫がいます![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
やりましたね、ボーズは免れました。
さらに産卵材を確認していきます。
いるいる~っ![ニヒヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/044.png)
![ニヒヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/044.png)
ポロポロと幼虫が出てきますね。
結果、22頭の幼虫が撮れましたよ![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/048.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/048.png)
休めの細材を1本しか入れていなかったので、最大でも15頭程度と考えていたので嬉しい結果となりました。
いきなり22本の菌糸瓶を消費ですが、こんな好調は続かないので大丈夫でしょう。
翌日、7月5日は帰宅後に産卵セットの割出です。
今回は、能勢YGのもう1セットを割り出します。
マットを引っくり返しても以上なし。
固そうな材を割ってみます。
おお、数は少ないですがポロポロと幼虫を回収できます![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
結果、10頭の幼虫を回収です。
しかし、この材には倍以上の産卵がされていたようで、産み付けられたまま腐ってしまった卵や孵化したものの、そのまま★になった幼虫がいくつも出てきました。
何故、このような結果になったのでしょう。
材は、私から見れば程よく水分もありカビの発生もなく、匂いも産卵材独特の嫌気のない香りです。
累代を重ねてきた障害か、大型血統故の弊害なのか・・・この10頭を大切に飼育して次に繋げたいと思います。
気を取り直しまして、更にもう1セット割り出してみます。
今度は、能勢SRです。
これは以前に幼虫が5頭しか取れなかった子孫で、SRなのに小型の親種しか用意出来なかったのですが、何とか次世代に繋げて大型個体を羽化させたいと思っています。
おお、産卵材から削りカスが噴き出しています。
とりあえず産卵は成功のようですね。
焦る気持ちを抑えつつ、材を割ってみます。
おお❗いますよ~![ニヒヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/044.png)
![ニヒヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/044.png)
何と次々と幼虫が出てきます。
ちょうど二令幼虫に脱皮中の幼虫もいました。
結果、23頭の幼虫を回収出来ました。
SRも爆産じゃないですか~![ニヒヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/044.png)
![ニヒヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/044.png)
普通の細材1本で、よくこんなに産卵するものだと感心します。
今回の産卵セットは基本に立ち返りまして、いつものカワラ材やカワラブロックを使ったセットは組まず、椎茸のホダ木を加水したものを使いました。
特別に爆産するものではなかったので、良い結果に驚くと共に、長年行われてきた基本中の基本の大切さを再確認させていただきました。
えーと、これで
80-22-10-23=25
となりまして・・・
残りが・・・に、25~![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
東北3県の割り出しが残っている状態でこれはマズイですね。
これは追加で菌糸瓶を作成しなければならないですね。
ん~、フォーテックさんが販売を再開したようなので、応援の意味も込めて菌糸を購入するか・・・
予想外の好調ぶりに嬉しい悲鳴です![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
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今月は東北遠征を考えているし、色々と出費は抑えたいところですが仕方ありません。
コクワや本土ヒラタも1本目に菌糸を食わせ、3令まで育ててマット飼育に移行したいので、やるしかないですね。
ああ、今年辺りサ○ージャンボ当たらないかなぁ。
今回はここまでです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
また次回も宜しくお願い致します![ニヤニヤ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/037.png)
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