読書記録 「速さは全てを解決する -『ゼロ秒思考』の仕事術-」 赤羽雄二著 (ダイヤモンド社)

 


 

 

 

 仕事に追いまくられています。

 

 2年程前から慣れない仕事がメインとなり、正直、仕事量にスピードが追い付いていない。。。。と感じることが多いです。

 

 事務品質はもともと高いはずですが、多忙なために 確認が甘くなり、単純な見落としも多く、結果として仕事の質も低下しています。

 

 ただし、仕事が速い人は、ビックリするくらい速いです。

 

 参考資料などを社内LANから拾い集めてきて、即座に判断しています。

 

 本を読んだだけで すぐに仕事がスピードアップするわけでもないでしょうが。。。。。仕事と言うのは質も速さも基本的には積み重ねの部分が大きいと思いますので、参考とすべく、「速さは全てを解決する -『ゼロ秒思考』の仕事術-」を読みました。

 

 本書は、マッキンゼーで14年間活躍した赤羽雄二さんによる、仕事のスピードを極限まで上げる哲学とノウハウを書いたものですを。

 

 たとえば、最も効率的な情報収集法、書類・資料作成の時間の最小化、会議の効率化・・・・・・・など、仕事のスピードと効率を極限まで上げるノウハウを紹介しています。

 

 また、思考のスピードを上げる具体的な方法も伝授しています。

 

 

 

 

 

 

【個人的抜書き(要約)】

 

 

 スピードは工夫次第で いくらでも上げることができる。

 そうすれば時間に余裕を持つことができ、フィードバックしたり、推敲したり、質も向上することができる。

 また、仕事が遅いかなりの部分が、じつはスピードの問題よりも、「すぐに着手しない、着手できない」ことに起因する。

 

 

 

 スピードを上げるためには仕事のツボを押さえることが重要。

 これは、仕事を進めるうえで最も重要なポイントを把握し、無駄を省いて効果的に進めること。

 力を入れるべきところに集中できるので、確実に成果が出て、仕事に追いまくられることも無い。

 問題点を素早く把握し、その本質を見抜き、どう解決すべきかを整理して、直ちに解決に乗り出すことが出来れば、仕事のスピード・質とも向上する。

 

 

 

 

 

 

 仕事は丁寧にやることそのものが目的ではなく、あくまで結果を出すことが目的だ。

 結果を出すために必要な丁寧さを考え、それを十分に満たせればよい。

 言い換えれば、顧客にとって本当に意味のあるところを集中的に丁寧にすればよい。

 ヘアカット専門店のQBハウスはこの考え方を徹底し、1時間以上かかり数千円していた理髪店の仕事を10分で1200円、というサービスに置き換え急成長した。

 

 

 

 仕事にしてもプライベートにしても「どうやって好循環を起こさせるか」「どうすれば好循環モードに入れるか」を考える。

 努力し、意識して早めに手を打っていけば、かなりの高確率で好循環モードに入れる。

 好循環というのは、自然に始まるものだ。

 事前の準備、仕込みの度合い次第だが、好循環が生まれるとき、生まれる必然性のあるときは、勝手にうまくいく。

 

 

 

 

 

 

【CONTENTS】

第1章 速さは全てを解決する(日本人の生産性はなぜ低いのか?;あなたの仕事が遅い理由 ほか)

第2章 スピードを上げるための8つの原則(まず全体像を描く;丁寧にやり過ぎない ほか)

第3章 思考のスピードを上げる具体的な方法(「メモ書き」でゼロ秒思考を目指す;本当に仕事で使える問題把握力・解決力とは ほか)

第4章 スピードと効率を極限まで上げるノウハウ(最も効率的な情報収集法;書類・資料作成の時間を最小化する ほか)

 

 

 

 

 

 

 

【お薦め曲】

〇シンガーソングライター 平野里沙さん 「魔法のパレット」 (You Tube)

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