2020年8月11日 河内鋳物師(いもじ) 新深江メトロさんぽ(2)

 

 

 

 

 

 

 前回に続いて、大坂メトロの散策MAPを使用して、千日前線 新深江駅周辺を観光RUNします。

 

 全体MAPは次のとおりです。

 

 

 

 

 前回は、新深江駅(スタート地点)から、①暗越(くらがりごえ)奈良街道道標まででしたので、①から②人間国宝角谷一圭生家 に向います。

 

 

 

 

 

 上の地図で、 「常夜燈・道標」 となっているところです。

 

 昔からの常夜燈の周囲に、菅笠をアピールする看板や 深江稲荷神社参道の道標などが立っています。

 

 

 

 

 常夜燈に刻まれている文字です。

 

 「寛政」と読めます。

 

 

 

 

 寛政は、1789年から1801年までです。

 この時代の江戸幕府将軍は第11代、徳川家斉です。

 

 松平定信による寛政の改革で有名な時代です。

 

 

 

 

 「道標」で曲がってすぐの場所に 昔ながらの商店が軒を連ねる通りがありました。

 

 「とうふ」 「あぶらあげ」 「ところてん」 「くすり」などと書かれています。

 

 休日の早朝で 店が開いていなかったのが残念です。

 

 

 

 

 「すげの道」 という表示もあります。

 

 地元の伝統を大切にしていることが伝わります。

 

 そして ②人間国宝角谷一圭(かくたにいっけい)生家に到着します。

 

 ③深江稲荷神社の お向かいです。 

 

 

 

 

 

 河内方面は、古代は河内湖で、その後土砂が堆積して陸地化しましたが、その中には鋳物に適した土砂があり、中世には 河内鋳物師(いもじ)という職人集団の活動拠点にもなりました。


 

 

 

 釜師・角谷家は、明治18年頃、初代の巳之助氏が創業したもので、二代目の一圭氏は伊勢神宮式年遷宮御神宝鏡を製作して、昭和53年に人間国宝に認定されました。 

 

 

 

 

 お向かいの ③深江稲荷神社です。

 

 

 

 

 

 次回に続く

 

 

 

 

 

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