古代道の通る町 新深江駅メトロさんぽ(1)
大阪メトロまちさんぽシリーズの 「千日前線 新深江駅」の散策マップをもとに 観光RUNします。
暗越(くらがりごえ)奈良街道と 放出(はなてん)街道が交差する深江は、古代から栄える交易の町でした。
コースは、千日前線 新深江駅出発で、まず ①暗越奈良街道道標 を目指します。
地下鉄構内に 菅笠(すげがさ)の説明があります。
深江菅笠の製法が伝わる町として知られ、いまでも伊勢神宮の式年遷宮や新天皇即位後の大嘗祭には 深江の菅笠が使われています。
江戸時代に 伊勢参りがはやると、大勢の旅人が 「大坂はなれて 早や玉造 笠を買うなら深江が名所 ヤートコセ ヨーイヤナー」と 伊勢音頭を歌いながら、深江で菅笠を買って 賑やかに旅をしました。
そのようすが 地下鉄駅のレリーフとなっていました。
地下鉄駅を出ると コクヨの本社があります。
そして東に向かうと ①暗越奈良街道の道標があります。
暗越奈良街道は、古代から難波(なにわ)と奈良を最短距離で結ぶルートとして知られていました。
暗峠(くらがりとうげ・・・標高455メートルの生駒山の峠)を越える 険しい街道です。
初代天皇の神武天皇が通ったという伝承があり、東成区には神路(かみじ)という地名も残っています。
次回に続く
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