詩をたまに読み返します。

その詩の中でも一番心を打たれたのが、

「わたしが一番きれいだったとき」

という詩です。

 

この詩は女性の皆さんにとくに読んで頂きたい詩です。

前半の部分だけ少し引用を。

 

『わたしが一番きれいだったとき
 街々はがらがら崩れていって
 とんでもないところから
 青空なんかが見えたりした

 わたしが一番きれいだったとき
 まわりの人達がたくさん死んだ
 工場で 海で 名もない島で
 わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

 わたしが一番きれいだったとき
 だれもやさしい贈り物を捧げてはくれなかった
 男たちは挙手の礼しか知らなくて
 きれいな眼差しだけを残し皆発っていった


 わたしが一番きれいだったとき
 わたしの頭はからっぽで
 わたしの心はかたくなで
 手足ばかりが栗色に光った
 
 わたしが一番きれいだったとき
 わたしの国は戦争で負けた
 そんな馬鹿なことってあるものか
 ブラウスの腕をまくり
 卑屈な町をのし歩いた

        (後 略)』

 

どうでしょうか?

あの茶色い戦争の時代の女性が

どんな気持ちで過ごしていたか、少しは想像できると

思うんです。

あんな思いを今の女性たちに、妻に、娘に、孫娘に

させたくありません。もちろん、貴女にもね。

みんなで声をあげて、戦争への道を歩んでいる

今の政治を変えていきましょう。

 

 

 

           れいわ新選組