「精霊」といえば何?

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精霊…

せいれい【精霊】

山、木、川、土地などの自然に宿っていると考えられている魂のことです。日本人古来の信仰である神道では、万物に霊魂が宿っているものと捉えます。

古神道では、御神木、鎮守の森、霊石、夫婦岩、稲妻、鯨、ほか太陽から「マナ」を授かりそれを共有するものすべてが崇拝の対象となります。また九十九神(/付喪神)といって長く使った道具などにも精霊が宿ります。

 

しょうりょう 【精霊】

仏教語。死者の霊魂のことで、これを迎える盆の行事を精霊会といい、精霊棚をかざり、精霊の迎え・送りをする。

 

「精霊流し」の方ですね。仏教では、「一切衆生悉有仏性」(いっさいしゅうじょうしつうぶっしょう)といって生きとし生けるものにはすべて仏性が備わるとされています(宗派によって解釈が異なりますが、ブッダの原始仏教にはありませんでした)。今日、3月18日は彼岸の入りでしたね。

 

ちなみにキリスト教のは「聖霊」です。

 

美味しいものに巡り会うと、「おしゃもじの神様」が守ってくださる、といって育てられましたね。

 

 

付喪神たち

 

 

福田恭子ほか、”西行桜” 菊崎検校

 

能楽の「西行桜」に題材をとった長唄箏曲。能楽は適切な動画がなかったので。西行の棲む庵の老木の桜に見物客が来るため、庵の静けさが損なわれると西行が花見を禁じる。そして、「美しさゆえに人をひきつけるのが桜の罪なところだ」と歌を詠む。すると西行の前に老桜の精霊が現れ、「桜はただ咲くだけのもので、咎などあるわけがない」と言い、「煩わしいと思うのも人の心だ」と、桜の名所を教え歌いながら舞を披露する。西行のみた夢の話……、そろそろ桜ですな。
 
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さて、久々にジータさんと音楽ブログのcall & responseで。私的にはタンゴに行ってしまいました。

 

 

Quarteto Carlos Gomes, "Fuga y Misterio" by Astor Piazzolla

 

ジータさんが当ブログをリブログして紹介していたピアソラの「フーガと神秘(Fuga y Misterio)」。よかった。精霊の話だし、神秘は似合いますね。これもなかなかだと思いますので、見合うかどうかわかりませんが、貼ってみます。弦楽器だけのピアソラも良いですね。

 

こちらは同じ弦でもギターのみ。ピアソラで、おそらくもっとも有名な”リベルタンゴ”です。4人の西欧美女が室内の残響をうまく使って良い音を聴かせてくれます<ジータさんの指摘により、衣装と化粧を変えた同一人物の多重録画だということが発覚しました>。楽器個体の冴えもなかなかのものです。良く鍛えられた良い楽器です。

 

Tatyana's Guitar Quartet, "Libertango" by Astor Piazzolla

 

 

で、初めての方には、こちらをお勧めします。

 

Yo Yo Ma, "Libertango" by Astor Piazzolla

 

Yo Yo Maの名を一躍有名にしましたね。ピアソラを思い出させてくれました。彼のチェロは、でも、どこか胡弓の香りがします。むろん、それが良い方向に出ていると思いますけれど。

 

オリジナルはこちら。

 

Astor Piazzolla, "Libertango"

 

 

 

 

Good Luckクローバー

 

 

 

 

 

 

 

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