【風の書道31】小さな火を灯そう。 | 谷正風の筆文字書道デザインblog

【風の書道31】小さな火を灯そう。

小さな火







小さな火を灯そう。

こんな夜には。



夕方のにおいが、

すこしかわってきた。




故郷には、春と秋はすくなく、


日差しの感じがつよくなったら、

すぐに初夏を感じる。




まだ、朝晩は冷えるのだが、

時折のぞいてくる季節に、胸が動かされる。




こんな夜に、不自由であることは、


なんとも勿体ない。



自由であろう、いくらでも。






そして、火を灯そう。

小さな火を。




小さな火