卵は物価の優等生と称されています。コーヒーと卵は私にとっても必需品です。安いと呼ばれる方がありがたい。それは適当な価格なのか。今回も優等生として呼ばれているのを耳にしました。
「コラム 『優等生』と呼ばれても 2023/1/29 永田健の時代ななめ読み」では次のように述べています。
「そりゃあ消費者は安いに越したことはない。しかし生産者にとって安値は必ずしもうれしくないはずだ。「優等生」扱いされてきたことを、生産者はどう感じているのか」(前記「コラムから」)
安いだけが伝えられるのには生産者の意向が反映されていないという。そこのところを日本養鶏協会の阪本英樹事務局長に聞いたという。阪本さんはこう言う。
「優等生とは本来、それを目指して努力した結果勝ち得る呼称のはず。しかし卵の値段が安いのは生産者が目指しているものではない」と言う。
今朝もまた卵を食べるルーティンしたと言い聞かせながら。生産者は殺処分などで失われていく姿を見送りに来て感慨にふける余裕もないのかもしれません。例えば、あんこ入りもちの、5個入りのパッケージを使用したまま4個入にして販売している。自己防衛と言えばそうなのですが、パッケージ分の損失分を補おうとしています。