紙の書籍の運命は | 社会保障を考える

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電子書籍が増えています。読書週間もあります。電子書籍は文化の変化を示しています。

 

「コラム 春秋 年間220冊の小学生、あなたは?2022/10/30 西日本新聞

通勤中は本を開くことが多い。地下鉄やバスの乗客の圧倒的多数はスマホ派。本を手にした同志を見かけるとハイタッチしたい気分になる▼右肩下がりだった紙の書籍の販売額は昨年、15年ぶりに前年を上回った。ところが全国の書店数はこの10年で3割減り、5千軒近くが消えてしまった。少子化に活字離れ、ネットの普及、売れ筋のコミックや雑誌はコンビニで買えるようになった。(以下略)」

 

 電子書籍の広がりが感じられています。SNSで利用状況を狭い範囲での問いかけをしましたが、紙派がほとんど。紙世代は本という意識が強いようです。長い間培われた紙派の社会構造への危機感があります。

買い物の文化の変化もあるのでしょうか。電子によるパソコン・スマホなどの決済が使いにくいという方もおられるだろう。近くの書店がなくなりました。新興住宅地であったことから本屋さんも4軒ほどありました。今はゼロです。電子書籍に移れば電子決済にならざるを得ないでしょう。そうした流れも受け入れがたい人たちが残っているように思います。