働く時間帯の問題もあります。できるところから改善していかないと・・・。
「介護の現場、働きやすく 人材不足解消へ、待遇改善の試み2016年10月10日朝日新聞
慢性的な人材不足に悩む介護現場で、介護職員の負担を減らしたり業務を評価したりする取り組みが広がっています。職員の待遇を改善して、職場から離れていくことを防ごうという試みです。
津市の介護老人保健施設「いこいの森」。流し台の前で、中村久美子さん(68)がタオルの上に利用者の歯ブラシを並べていた。誰のものかすぐに分かるよう、柄の部分に書かれた名前を上にして置いていく。「こうしておくと、介護職員さんがすぐに口腔(こうくう)ケアに入れるんです」
看護師の中村さんは「介護助手」として働いている。介護職員に代わり、利用者の水分補給やシーツ交換などを担う。時給870円で、週3回3時間程度ずつ働く。
「体力的に本格的な介護はきついけど、助手なら看護師の経験も生かせると思った」
この仕組みは、施設長で三重県老人保健施設協会長の東憲太郎さん(63)が発案した。介護職員の仕事ぶりを観察したら、残飯処理や換気といった専門性がなくてもできる仕事にも追われていることに気付いた。一方、施設近くにある団地には「定年退職後、何か社会貢献がしたい」という人が多くいた。
そこで、昨秋に未経験者でも働けるよう難易度別に分けた三つの業務を県内のほかの施設と同時募集したところ、251人から応募があり、57人を採用した。いこいの森にも7人が採用された。
効果はすぐに表れた。
午前6~9時の早朝勤務では、介護職員が1人で約30人の利用者を起こして回り、着替えや整髪、義歯の装着を手伝い、朝食のため食堂に誘導する。これまでは毎回1時間ほど残業していたが、介護助手を3人加えたところ、定時で終わるようになった。
介護長の間渕洋文さん(41)は「介護職員たちが利用者に余裕をもって接することができるようになった」という。
神奈川県は今年度、県内の約20施設でモデル事業として介護助手の制度を導入する。山形県も入所者の話し相手や食事の片付けを担う「介護アシスタント」の養成研修を実施している。
介護職員のやりがいを高めるため、技能を評価する仕組みもある。(以下略)」
新聞の戦争体験特集からです。
「海で伯父戦死母は父に嫁ぐ 69歳
仏壇の引き出しに、破れかけた1通の手紙。写真でしか見たことのない伯父からだ。祖母はこの自慢の長男の嫁には私の母をと、早くから決めていたという。24歳で伯父が戦死した後、祖母は次男である私の父にその思いをつなぎ、私が生まれた。「うちがいくつのとき、
お父さんたちは結婚したと、 ?」。幼い私の質問に、周りの大人たちが大笑いしていたのが不思議だった。もし、伯父が母と結婚していれば、私はこの世に存在しない。戦争がもたらした運命を考える。弟を思う優しい内容の手紙は読むたび、泣いてしまう。伯父はどんな夢を抱いていたのか。九州のはるかかなた、ミッドウェーで沈んだ空母「加賀」に思いをはせれば、伯父と同じ血が「戦争は嫌だ」と叫ぶ。手紙の「軍艦加賀第十分隊」の文字はもう消えかけ文 ている。」(2016年9月9日西日本新聞)
