年金を削る政府は立派な政治? | 社会保障を考える

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「天井から竹籠庶民の知恵だ 67

 

「あいや~、またやられた。あんた?ちゃんとご飯食ってるでしょう」。わが家の3匹の猫どもに説教をするが、効果はない。 食卓のざるに入れておいたパンが袋ごとかじられ、 中身がない。食の細いおばばの「もも」、太めを気にしてダイエット中の三十路 の「とら」と消去法でいけ ば、残るは食い意地のはった年若い雄の「たま」しかいない。

どうしたもんか。主人に相談する。「少し考えたら分かりそうなもんやが」と嫌みなお言葉だ。 次の日、竹寵が天井から ぶら下がっている。まあ、 懐かしい。小学生のころ、 夏に祖母の家に遊びに行くと、涼しい風が通る居間の天井から、竹編みのご飯じょけが下がっていた。 その中身はぬれ布巾に包まれたご飯。すえないよう梅干しが入っていたっけ。

あの時代は冷蔵庫なんてなかった。庶民の保存の知恵だった。主人が「猫どもも、あそこまでは無理やろう」と天 井を指さし、小5の孫娘に 自慢する。孫娘は「すごい、頭いい」と褒めそやす。私から真実を一言「昔 のぱくりよ」。」(201691日西日本新聞)

 

庶民にも知恵はたくさんありますが、年金を削られては知恵では間に合わないか。

 

「本ダネ

「老後破産は必ず防げる」 大村大次郎著

 

 著者は元国税調査官。現在、既に苦しい老後を送っている人向けの「緊急編」と、これからの老後生活不安を抱える人向けの「予防編」に分けて、破産を免れるための具体 的かつ実践的な方法を伝授し ている。緊急編の柱が、生活保護の積極的な利用。「元官僚の立場から言わせてもらえば、『生活保護の受給に躊躇してはならない』」「生活保護の受給資格があるのに、それを申請しないのは、政治家や官僚の思うつぼ」と、熱く訴える。

予防編では、定年になって すぐに海外に住民票を移し、ロングステイを兼ねて半年以上を海外で過ごせば、定年後 1年目の住民税を払わずに済むなど、国税調査官らしい裏技も紹介している。(ビジネス社・1080))(同前)

 

さらに、年金削減が検討されています。白紙の領収書で節税できないでしょうか。