「余録:かつてAMラジオの深夜放送で人気だった…毎日新聞 2014年03月16日
かつてAMラジオの深夜放送で人気だったTBSの「パックインミュージック」が復活する。18日から4夜連続、午後8~10時の特別編成だ▲スマートフォンはもちろん、携帯電話もパソコンもない1970年代。中学、高校生をつなぐ場が深夜放送だった。夜ふかし少年のひとりとして、本州の西のはずれから「パック」をはじめ、東京発の雑音まじりの電波を拾った。本当なら寝ていなくてはいけない夜中から明け方にこっそり聴く。そんな罪悪感がかえってたまらなかった(以下略)」
パソコンなどからラジオを聞ける。ノイズもない。私の家のラジオではノイズがひどい。パソコンで何かをしながら聞けるのも便利です。だが、パソコンも、スマホも、災害時に断絶した時に役立たない。そのときに情報をどう得るのか。電波を直接とらえるしかないのだが、現実は、インターネットで得られるのでもしもの備えに向かないのは厄介だ。
だが、日々生活の行く先が脅かされている人たちもいます。
「(働く)夜に働く:下 クビ恐れ、無理して頑張る イライラ噴き出す深夜のコンビニ
2014年3月7日朝日新聞
札幌市の繁華街にあるコンビニエンスストア。深夜1時、泥酔した男性が一升瓶を抱えて入ってきた。「やばいのが来た」。レジにいたアルバイト男性(21)が身構える。店内で飲みはじめたので注意すると、大声で怒鳴りだした。どうにか、常連客が外に引きずり出してくれた。
この店で働いて数カ月。深夜の店にはいろいろな人が来る。仕事の始まる午後10時ごろは勤め人、日付が変わると水商売の男女、早朝に土木作業員。合間にお年寄り、そしてたまに、今のようなこわい客。
飲み物やお菓子、お弁当といった商品が一晩で3~4回届く。バイト4人でレジ、陳列、掃除を分担し、朝8時まで働く。家に帰って朝ご飯を食べ、昼から午後6時まで寝てまた仕事。「辞める人が多い。できるなら普通の生活をしたい」
それでも深夜に働くのは、時給が900円程度と昼間より高いからだ。手取り月13万円ほど。専門学校卒業後、ずっと深夜のコンビニで働いてきた。
前の店では一升瓶15本入りの箱を1人で積み上げていてぎっくり腰に。無理して働き、さらに悪化させた。だが、先輩バイトは「気合が足りない」「ついてこれないなら辞めろ」と怒鳴り、ある日突然、解雇された。「少人数できつい仕事。イライラしているところに、深夜は正社員不在で監視の目がない。不法行為の素地がある」
男性は札幌ローカルユニオン「結(ゆい)」に相談、和解した。ユニオンへのこうした相談は増えており、内容は割増賃金の未払いが多い。木村俊二書記長は、「正規の仕事を、いまは非正規が安い賃金で担っている。若者は雇用不安のなか、クビを恐れて無理してがんばる。相談は氷山の一角で、問題が見えにくくなっている」と指摘する。(以下略)」
私たちは、小泉改革などと浮かれて支持した結果が若者を追いつめているのではないか。最近の若者は結婚したがらないと揶揄する同世代の人たちは、結婚できる状況を奪ったことに関心がないのだろうか。だとすれば人災なのだ。
