食の前に料理がある | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。
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土鍋炊飯、

久しぶりのアマランサスご飯でした。

炊き方は他の雑穀ご飯と同じです。

音を聴いて、

湯気を見て、

匂いを確認して、

無事出来上がりです。

寒い雨の朝を暖かくしてくれました。

 

味噌汁はキャベツと白菜の従兄弟汁?

味噌汁に牛乳って、

仲良し汁とかいうらしいけれど、

(私は牛乳嫌い)

それ民族食かな?

栄養士にはカロリー以外に文化を思い出してほしい。

 

白菜漬けと、

 

海苔とわさび醤油の組み合わせは、

アマランサスを引き立ててくれます。

 

おやつはカビを削いだお餅で善哉でした。

(あんこを消費するためでした)

子供の頃、あんこが嫌いでしたが、

干し柿あんに出会って、

好きになりました。

小豆は度々食べたいものになりました。

 

 

最近、のぶみのYouTubeを聞いてます。

それもあって、

絵本を見てます。

胎内記憶のテーマがあって、

池川明医師とも共著があるらしい。

この絵本は死がテーマ。

納得しちゃいました。

(私にも流産の経験がある)

 

これは飯能図書館から借りました。

20年前の本です。

弁当を持ってくるではなく、

子供が手伝ってもらわずに自分で作る日でした。

何を食べるか以前に、

生きてゆくのにまず問われる料理です。

坂口恭平がいう手首から先の仕事です。

それを子供がやったら、

家族が変化したり、

教師が気付いたり、

子供同士の関係が深まったり、

子供の気づきが多方面に渡ったりしてます。

校長先生の提案から始まったのですが、

自校給食だからできたのだなぁと思いました。

この中で、
「手間暇かけてこその教育」という言葉がありました。
弁当の日を作らなければ、
なにも批判や不満は出ない。
けれど敢えて子供に手を出さない、
失敗するかもしれない。
無駄が多いかもしれない。
後始末も大変になることもある。
そこをぐっと我慢して、待つ。
そういうことが子供の力を育てる。
竹下校長はそう考えたのです。
シュタイナーが
子供が木から落ちる前には黙って見ている。
落ちてから医者を探す。
と、子供の失敗の機会を奪わないことを、
大事にしてたのと同じですね。
難しいけど、
そこにしか学びは無いのです。
言葉ではなく自分の経験からしか、
本当のことは学べないのです。
身に染む言葉です。
 
自分に置き換えたら、
「手間ひまかけてこその人生」だと思いました。
上手くいくだけじゃない。
やり直しがあっても良い。
自分の手で作ったものは、
かけがえのないものなのです。
簡単、便利、安い、は、
実は何かを代償にしているかもしれない。
そう思うと、
私はあと何回も生き直さないと間に合わないかもしれない。

 

もう一冊は大学生の自炊塾です。

ちらっとしか読んでませんが、

料理という作業は作業以上のことが起きてくるらしい。

18歳になるまで、
自炊しなかった人は多分多いでしょうね。
土井善晴の「一汁一菜でいいという提案」が、
こういう人たちの指針になるかもしれません。
 
私自身、
息子の育て方に手を出さないつもりで、
結構口出してたという忸怩たる思いがあります。
唯一の救いは、
自炊できる大人になっていることだけです。

 

夕飯のおかずは、

長芋の海苔和えと、

 

コロコロじゃがいもと粒ソバのカレー炒めと、

 

豆腐のうま煮にしました。

水村豆腐の木綿豆腐で作りました。

寒い日にはクズあんです。

アマランサスご飯にかけました。

アマランサスとクズあんの組み合わせはおいしかったです。

体の中から温まりました。

 

もちろん漬物は毎食です。

さて、

次の課題の準備はできてる?

自問しながら、

どの本から読むか?に逃げようとしています。

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同じような毎日、

でも、変わらないものは無い。

又明日も何かを見るから書きます。