狼(大口の真神)好きなのです | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。
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若いマンサンダル友達に連れて行ってもらいました。

一の市という言葉に誘われたのですが、

実はメインは三峯神社でした。

 

朝、6時に家に迎えにきてもらって、

国道299で秩父市へ、

さらに彩甲街道を三峰神社へ。

神社駐車場に到着は8時、

先達のヨーコさんと合流して、

まずは奥の宮に登りました。

全山、石楠花の花ざかりでした。

 

こういう道をたどりました。

 

これが奥の宮の入口のようです。

 

きつい登りもありましたが、

高所恐怖症の私には、

こういう馬の背みたいな、

両側に落ち込む道が一番怖かった。

最近、

ふらつくということが出てきたので、

脇目を振るのが怖い。

でも景色も見たい。

 

この山には巨岩が多くて、

大昔は神殿ではなく、

このお山が御神体だったのではないかしら?

なんて思ったりしながら、歩きました。

 

二の鳥居かな?

ここにも巨岩!

 

友達にはついてゆけず、

遅れて後を追いました。

(途中被写体にしたいものが多かった)

 

最後の登りはこの鎖を頼りに登りました。

鎖場と聞いて、

それだけで怖くて、

そこから引き返すことも覚悟していきましたが、

下が空間ではなく、

岩だったので、

それほど怖くなくて頂上へ行きました。

奥の宮は巨きな磐座の上でした。

 

これが頂上からの眺めでした。

この辺りに最後の狼が生きていたようです。

狼が絶滅して、

今の鹿や猿の数が増えすぎて、

農作物や林業の被害が増えています。

人類の文明の象徴のような気がします。

目先の都合で、
良かれとしたことが、
大きな自然の摂理で、
人に不都合となって返ってきてる。
そういう事象が多いような気がします。

 

朝は雲が多かったけれど、

晴れてきて、

雲の近くまで登った気がしました。

 

Mさんも私も、

雨上がりの道で足裏がドロドロでしたが、

え〜サンダル!と驚かれながら、

無事往復5kmの奥の宮詣でできました。

 

そこからはちどりやの一の市に寄って、

三峯神社にも参拝してきました。

 

なんとエキセントリックというか、

色彩の溢れたというか、

三峯神社でした。

実は学生時代に来たことがあるはずなのですが、
全く記憶に無い場面ばかりでした。

 

これは見晴台で、

奥の宮の遠拝所でもあります。

奥の宮へ登れない方は、

ここから遥拝したのでしょう。

 
社務所で手に入れてニンマリ。
私は狼に興味と関心があるのです。
敬意を払うべき存在と思っています。
狼の絵が入ったお札はこれだけなので、
迷わずこのお札に決めました。
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三峯神社は狛犬ではなく、
阿吽の狼像が並んでいるのです。

 

ゴールデンウイークということもあって、

人出が多くて、お昼前には、

駐車場が満車になったようでした。

 

帰りに、対向車の渋滞を見ました。

かなりの台数が並んでましたが、

みなさん三峯神社に行けたかな?

 

帰りに小鹿野の水村豆腐店に寄って、

豆腐や油揚げなど買えました。

ここの豆腐は消泡剤を使ってません。

(いつもは暮らしのフォーチュンで買ってます)

 
水村豆腐の駐車場からは堆積層がよく見えます。
太古、この辺りは海だったそうです。
それもハワイで見つかったのと同じ三葉虫の化石が出たそうです。
そういう話を聞く度、
縄文海進は実際にあったことだと分かり、
いわゆる気候変動が人間の経済活動で起きたのか?
他の要因は無いのか?
SDJ'Sって嘘だなと思うのです。
多分、その頃は、
川越や浦和は海の中だったのでしょう。
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気の遠くなるような時間の中で、
人の生きてる時間は本当に短い。
さらに一人の人生はあっという間、
今を精一杯生きるしかない、
この地層を見て、
そう思ったのでした。
絶滅させられた狼にはもう会えませんが、
狼(大口の真神)の神社に行けて、
大満足の日になりました。

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ケハレの日の料理メモ