ネコはワガママに見える。
ネコは好奇心で動いてる。
そこが私と似てるところ。
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この本、とても面白かったです。
そして、
レベルは高くなくても、
長いこと太極拳を続けてきたこと、
難しいけれど、
韓氏意拳を7年やってきたことが、
私という存在のバランスをとっている。
そのありがたさを再認識しました。
この本の中で、
入力と出力は共に必要なことが書かれていました。
それは言ってみれば、
文武両道ということで、
知行合一ということです。
この本の中に、
「学校秀才」という言葉が出てきました。
暗記力が秀でている、
学校の成績は良好、
でも状況の変化や突発の異常には対応できない。
文字に無いことは存在しない。
そういう姿勢に思い当たることがありますね。
養老さんによれば、
そういう思考は都市の思考だそうです。
それは又大人の思考です。
自然はああすればこうなるという原理ではできてません。
農業も計画したことが、
必ず同じ結果になるかどうか分からない。
子供も又、
ああしてもこうなるか、
結果は分からない。
そこで十二ヶ月のうち、
都会から田舎へ一ヶ月の、
参勤交代が必要だとありました。
つまりは生物としての人は、
コンクリートの上だけで生きていると、
対応能力が育たない。
武術や農業、
芸術など、
AIが交代できないと言われている分野では、
知識や言葉だけでは完結しない。
経験、体験、実験など抜きには進まない。
今日、遊びに来てくれた友達とは、
韓氏意拳を共に学んでいます。
私の混乱を聞いてもらったり、
友達の気づきを聞いたり、
押してもらったり、
ヒントを交換したり、
時間が飛ぶように過ぎる程、
楽しい一日でした。
二人でランチを食べて、
空も晴れてきたので、
花見に出かけました。
まずは近くの高麗神社。
美しい姿です。
次は巾着田の桜土手。
そこから、
トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園へ行きました。
キノコの家に入ってみました。
階段が螺旋になっていたり、
かくれんぼできそうな隅っこがあったり、
もう一回子供になりたいような建物です。
この景色はまるで絵本の中を歩いているようです。
空の方には桜の花。
地べたにはスミレの花が咲いてます。
テルコさんは怖いと言いながら登ってました。
飯能の木をたくさん使って、
直線ではない空間になってます。
子供も私も、
曲線の世界に住んでます。
この公園のメタセコイアはまだまだ芽を吹いてません。
でもこの背の高い木々は素敵な背景になってました。
それにつけても、
東京の明治神宮の杜を切り倒すという都知事、
それがほとんど都民に知らされてないこと、
切ってからでは手遅れ。
都会の気温上昇や、
緊急時の避難先はどうなるのだろう?
そんなことが思い浮かびました。
友達が話してたズレのことも大事だと思いました。
時間の話も大事。
価値を何に置くか、
友達に会うと、
たくさんの知らせと気づきがありました。
飯能駅に友達を送って、
家に戻ると、
入口の枝垂れ桜が、
すっかり顔を赤らめてました。
明日は花吹雪かもしれません。