文武両道で世界を感じる | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。
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この本、とても面白かったです。

そして、

レベルは高くなくても、

長いこと太極拳を続けてきたこと、

難しいけれど、

韓氏意拳を7年やってきたことが、

私という存在のバランスをとっている。

そのありがたさを再認識しました。

この本の中で、
入力と出力は共に必要なことが書かれていました。
それは言ってみれば、
文武両道ということで、
知行合一ということです。
 
この本の中に、
「学校秀才」という言葉が出てきました。
暗記力が秀でている、
学校の成績は良好、
でも状況の変化や突発の異常には対応できない。
文字に無いことは存在しない。
そういう姿勢に思い当たることがありますね。
 
養老さんによれば、
そういう思考は都市の思考だそうです。
それは又大人の思考です。
自然はああすればこうなるという原理ではできてません。
農業も計画したことが、
必ず同じ結果になるかどうか分からない。
子供も又、
ああしてもこうなるか、
結果は分からない。
 
そこで十二ヶ月のうち、
都会から田舎へ一ヶ月の、
参勤交代が必要だとありました。

 

つまりは生物としての人は、

コンクリートの上だけで生きていると、

対応能力が育たない。

 

武術や農業、

芸術など、

AIが交代できないと言われている分野では、

知識や言葉だけでは完結しない。

経験、体験、実験など抜きには進まない。

 

今日、遊びに来てくれた友達とは、

韓氏意拳を共に学んでいます。

私の混乱を聞いてもらったり、

友達の気づきを聞いたり、

押してもらったり、

ヒントを交換したり、

時間が飛ぶように過ぎる程、

楽しい一日でした。

 

二人でランチを食べて、

空も晴れてきたので、

花見に出かけました。

 

まずは近くの高麗神社。

美しい姿です。

 

次は巾着田の桜土手。

 

そこから、

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園へ行きました。

 

キノコの家に入ってみました。

階段が螺旋になっていたり、

かくれんぼできそうな隅っこがあったり、

もう一回子供になりたいような建物です。

 

この景色はまるで絵本の中を歩いているようです。

 

空の方には桜の花。

地べたにはスミレの花が咲いてます。

 

テルコさんは怖いと言いながら登ってました。

 

飯能の木をたくさん使って、

直線ではない空間になってます。

子供も私も、
曲線の世界に住んでます。
 
この公園のメタセコイアはまだまだ芽を吹いてません。
でもこの背の高い木々は素敵な背景になってました。
それにつけても、
東京の明治神宮の杜を切り倒すという都知事、
それがほとんど都民に知らされてないこと、
切ってからでは手遅れ。
都会の気温上昇や、
緊急時の避難先はどうなるのだろう?
そんなことが思い浮かびました。
 
友達が話してたズレのことも大事だと思いました。
時間の話も大事。
価値を何に置くか、
友達に会うと、
たくさんの知らせと気づきがありました。
 

飯能駅に友達を送って、

家に戻ると、

入口の枝垂れ桜が、

すっかり顔を赤らめてました。

明日は花吹雪かもしれません。

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ケハレの日の料理メモ