畑は枯れ色ですが、
春の気配。
光が強くなってきました。
春の旅立ちに最適の日です。
八高線に乗って高崎に向かいます。
葉を落とした木立は陽が差し込んで、
枯れ葉が暖かい布団みたいです。
寄居を過ぎると、
雪をのせた赤城山が見えてきました。
埼玉県から群馬県に入っていきます。
多分、右上の白いのが浅間山でしょう。
雪煙が立ってます。
高崎に近づくと妙義山のギザギザがみえましたが、
雪は無いようです。
高崎駅で乗り換え時間、37分で、
両毛線、小山行きに乗りました。
寒かった。
上州は底冷え、
電車が動き出して振り返ったら白い浅間がクッキリ。
でも写真が撮れない。
赤城山の裾野、
左には三国連峰の白い山並み。
右の裾野には足尾、日光の山々が白くみえます。
寒そうです。
上つ毛、こうずけ(上野)つまり群馬か、
下つ毛、しもつけ(下野)つまり栃木へ向かいます。
二つの毛の国を結ぶから両毛線です。
地名は大事だと思います。
歴史を含んでいるからです。
八高線の駅は海抜百メートル以上のところか多かったけれど、
両毛線のえきは百メートル以下が多い。
縄文の頃はここらは海近くだったのかもしれない、古墳があるから、
海岸ちかくだったかもしれない。
そんなことを思いながら、
駅で海抜表示を探しました。
新しい駅には海抜の表示が無いみたいです。
新しい駅舎になると消えるみたいです。
何ヶ月か前に桐生に来ました。
渡良瀬渓谷鉄道に乗りたいと思いながら、
もう、何十年も叶ってない。
夢の国に行きそうな電車です。
いよいよ下つ毛に入ります。
両毛線で桐生より東に行ったことがありません。
足利駅も初めてです。
寒いけど、1時間予の観光しました。
まずは足利学校。
学校という文字は、論語が何かにあるらしい。
孔子像より、
小野篁の像に興味がある。
幽界と行き来したとか。
地下足袋だったので、
脱ぎ着が面倒で、中には入らず。
というより、
どうも儒教的雰囲気が濃くて、
まぁ良いか、とざっと見てきました。
隣の鑁阿寺は良い雰囲気でした。
足利氏が住んだ後らしい。
空気が柔らかくなった。
(学校がきらいなだけかな)
大銀杏が良かった。
ネコに歓迎されて、
ちょっとおしゃべりして、
この西門から出ました。
周囲を流れる堀割り、
カルガモと鯉がいました。
鑁阿寺前のホテルに宿泊します。
しかし、このホテル寒い。
オーバーが脱げない。
やっとエアコンを見つけて改善中。
ゆっくりローカル線の旅でした。
パソコンが無いので、
編集無しでこのままアップします。
乱文御免です。