栽培、収穫、粒や粉で食べるまで | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。
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11月21日の開催です。

マンサンダル講座

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岩泉の雑穀栽培体験クラスの最終回でした。

7日(月曜日)に作業小屋で、

タカキビの脱穀から始まりました。

うちのタカキビに比べて実が詰まってます。

これを脱穀機にかけるのは、

二回目だったので、

何回かやって、

小学生に席を譲りました。

二人とも真剣な眼差しで、

たくさん働いてました。

学びが遊びの典型ですね。

それから唐箕にかけました。

 

脱穀した後の茎を、

束ねて、

ヒモを結んで、

揃えて切って、

なんとタカキビ箒の出来上がりです。

脱穀しているそばから、

ヨーコさんがキュッと縛る様子をよく見て、

私も縛ったり、

切り揃えたり真似してみました。

これが又使い勝手が良いのです。

みなさん、お土産にいただきました。

 

こちらはエゴマを叩いて、

実をマドリイで落としてました。

いつ見ても、
木の枝のちょうど良いのを見つけるものだと思います。
 
ランチに郷土食のけんちん汁などいただき、
最後にシェア会があって、
アップルカスタードパイを食べました。
(それはケハレのブログで見てください)

 

種蒔き、

草取り、

支柱立て、

収穫までの体験をしましたが、

実はこれでは未だ食べられません。

ということで、

翌日、

野田村の中野精米所へ運び入れるのに、

同行させてもらいました。

この袋を軽トラと軽自動車に乗せて、

グリーンロードを通って、

秋色の林を見ながら太平洋側まで行きました。

 

今年初めての海の景色でした。

 

防潮堤が見えます。

ここら一帯に高波の押し寄せたことが記録されていました。

 

中野精米所も水を被って、

廃業か?と思われたそうですが、

再開されて、

本当に良かったです。

帰りは数日前に運び込んだ、
急ぎのタカキビ粉やヒエ粉を受け取ってきました。

 

雨を心配していたのですが、

時間の都合で三陸道路で帰ってきました。

トンネルが多くて、

ブルーシートでなんとか防げたようで、

一安心で、

ウレイラ通りの飴喫茶庵に寄れました。

 

店主のエミコさんは

箒草作りを教えています。

店内の材料に興味津々で、

あれこれ尋ねてしまいました。

長いのは竹細工の竹です。

 

これが岩泉で作られていた箒だそうです。

なんとも芸術的です。

美しいです。

近ければ習いに行けるのですが・・・

これはタカキビではなく、
ホウキグサで作っています。

 

物欲しそうな私を見て、

(いえ、決してねだったわけじゃありません)

この小さな箒を頂いてしまいました。

帰ってきて早速PCの上を掃いてみました。

埃を掃けて、

力を入れなくても良いので、

スッキリです。

植物性なので、静電気が起きないのも嬉しい。

鈴竹で作る竹細工のことも、
色々教えてもらいました。
手で何か作り出すって、
豊かだなぁと思いました。
 
飴喫茶庵を出たら、
ウレイラ山が見えました。
image

 
真知子さん家に帰って、
倉庫に粉類を運び込みました。
16kgの袋は二人で運びました。
もう夕暮れになって写真も撮れないほど暗くなりました。
 
育てた雑穀は最後の調整で、
粒や粉になり、
初めて料理に使われます
どれだけ粉にするかで、
精穀費用も変わってきます。
歩留まりもはっきりして、
費用の計算ができるようになります。
私たちの手元に届くまでには、
見えない作業がたくさんあることを実感しました。

 

今朝になって、

明るい中で、

精穀されたタカキビ粉が見えました。

今日もほまちっこの方々が集まって、

計量したり、

袋詰めしたり、

作業が続きます。

 

真知子さんがウメさんに届け物に盛岡へ行くので、

ついでに駅に送ってもらって、

こまち18号で帰りました。

岩手山が昨日の雪で又少し白くなったようです。

なんとか六回通えて、
真知子さんと達成感を味わえました。
 
まだまだ岩泉のことで知りたいことが沢山あります。
又行くチャンスがあったら、
嬉しいな。

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ケハレの日の料理メモ