ネコはワガママに見える。
ネコは好奇心で動いてる。
そこが私と似てるところ。
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朝飯前にアマランサスの収穫の復習をしました。
まずは道を塞いで倒れているのから。
真っ直ぐならスーッと葉が取れるのに!
だから真知子さんは倒れる前に棒を近くに立てて、
何本かを纏めていたのです。
ちょっと先を考えての作業をしていたのだと分かりました。
ヨーコさんのやる事もやっぱり先を考えてると思いました。
農作業をしてたらボケられない。
いつも段取りを考えている。
30分でもこれしか収穫出来ず。
真知子さんの畑は二時間で完了した事を思うと、
結いの威力に改めて気がつきました。
農作業は一人でやるもんではないなぁ。
人生でも通用する大事なこと。
嫌々ながらでも、折り合うことを経験していくものだと思いました。
6時過ぎに雨が降ってきたので、ここで中止。
今日の予報は猛暑時々雨だそう。
困ったなぁ。
刈り取ったらちょっとでも日に当てて干したい。
干し野菜も外に出せない。
庇のある空間が欲しい。
矢野さんが、
「日本家屋の良いところは庇と縁側」
と言ってたけど、その通りだと思います。
その作用の豊かさ、
外であり内である空間、
これもグラデーションの世界だなぁ。
日本人の感性の生み出したものです。
でも電車の中でこの本を読めました。
共鳴しながら読みました。
知らないことも沢山ありました。
例えば、
ニホンミツバチとセイヨウミツバチは随分違うようです。
プロポリスはセイヨウミツバチだけが作る。
養蜂家はセイヨウミツバチを飼ってハチミツを集めるけれど、
ニホンミツバチは野生種なので、
その時の住処をその時提供するだけだそうです。
故郷のない私にはできないことだと思いますが、
今、病気を理由に失われている見えない価値、
それはローカルなところでしか蘇らせない。
私が岩泉に惹かれる理由かもしれません。
すっかり消えてしまう前に、
生き返ってほしい。
写真もこの本の魅力です。
日本のこと、日本人であること、
私は人生の終盤にきていますが、
気がついて良かったと思う本でした。
目的地に行けなかったことを補って余りある本でした。
帰宅したら、
夫が残りの収穫をほぼ終了してました。
これが全部食べられたら言うことなしなのですが・・・
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