アマランサスの収穫とニホンミツバチのこと | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。
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朝飯前にアマランサスの収穫の復習をしました。

まずは道を塞いで倒れているのから。

真っ直ぐならスーッと葉が取れるのに!

だから真知子さんは倒れる前に棒を近くに立てて、

何本かを纏めていたのです。

ちょっと先を考えての作業をしていたのだと分かりました。

ヨーコさんのやる事もやっぱり先を考えてると思いました。

農作業をしてたらボケられない。

いつも段取りを考えている。

 

30分でもこれしか収穫出来ず。

真知子さんの畑は二時間で完了した事を思うと、

結いの威力に改めて気がつきました。

農作業は一人でやるもんではないなぁ。

人生でも通用する大事なこと。

嫌々ながらでも、折り合うことを経験していくものだと思いました。

 

6時過ぎに雨が降ってきたので、ここで中止。

今日の予報は猛暑時々雨だそう。

困ったなぁ。

刈り取ったらちょっとでも日に当てて干したい。

 

干し野菜も外に出せない。

庇のある空間が欲しい。

矢野さんが、

「日本家屋の良いところは庇と縁側」

と言ってたけど、その通りだと思います。

その作用の豊かさ、

外であり内である空間、

これもグラデーションの世界だなぁ。

日本人の感性の生み出したものです。

 
雨上がりの頃家を出て、
中野に行きました。
メガネの度数の検査でした。
三年前に作って、
そろそろ検眼したほうが良いのでは、
と思ったからでした。
私のメガネは韓氏意拳の先輩の方です。
結果、
大きな変化は無いけれど、
乱視が少し進んでいるそうでした。
 
そこから、
東京駅に行きました。
MARUGO TOKYOへ行くつもりでした。
勘違いして、
大丸の中にあると思い込んでいたので、
辿り着けませんでした。
(当たり前)
帰ってからググったら、
京橋でした。
たびリラのサイズ感を知りたかったのです。
ひとえはせっかく紹介していただいたのですが、
ゴム感がダメでした。
もう一回行ってみます。

 

でも電車の中でこの本を読めました。

共鳴しながら読みました。

知らないことも沢山ありました。

例えば、

ニホンミツバチとセイヨウミツバチは随分違うようです。

プロポリスはセイヨウミツバチだけが作る。

養蜂家はセイヨウミツバチを飼ってハチミツを集めるけれど、

ニホンミツバチは野生種なので、

その時の住処をその時提供するだけだそうです。

ミツバチとスズメバチのこと、
蛇やムカデ、
蜂の子、
栃ノ木についての他、
生活の場である郡上の伝統、習慣、祭りについても書かれてます。
白鳥神社の神楽の様子も伝わってきます。
「その神楽を見ることで、
「古人は、
自然には人が手を出してはいけない領域があることを知っていて、
その上で自然に寄り添って生きてきた」
と感じていて、
さらにミツバチとの暮らしを始めて、
思い出した」
という言葉に出会って、
近頃感じていたことを言葉にしてもらった気がしました。

 

故郷のない私にはできないことだと思いますが、

今、病気を理由に失われている見えない価値、

それはローカルなところでしか蘇らせない。

私が岩泉に惹かれる理由かもしれません。

すっかり消えてしまう前に、

生き返ってほしい。

写真もこの本の魅力です。

日本のこと、日本人であること、

私は人生の終盤にきていますが、

気がついて良かったと思う本でした。

 

目的地に行けなかったことを補って余りある本でした。

 

帰宅したら、

夫が残りの収穫をほぼ終了してました。

これが全部食べられたら言うことなしなのですが・・・

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ケハレの日の料理メモ