ネコはワガママに見える。
ネコは好奇心で動いてる。
そこが私と似てるところ。
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午前中、スズランで髪を切ってもらいました。
ふと、バケツシャンプーって?
そう聞いたら、
やってみますか、と言って、
バケツにお湯を持ってきてくれて、
バケツシャンプーを実施してくれました。
いやぁそれがあんまり気持ちよくて、
眠りそうになりました。
シャワーのお湯とバケツのお湯を手でかけるの違い!
経験と修練の賜物でした。
もしかしたら日本人の技の凄さと言えるかもしれません。
貴重な経験をありがとうございました。
往復の電車で、
齋藤孝著、
「なぜ 日本語は なくなってはいけないのか」を読みました。
明治維新の頃の偉人たちにとって、
素読は精神文化を身体文化として捉えるものだったとありました。
明治維新を成した人たちの多くが、
漢文を読み、剣術に優れていたことは、
最近になるまで知りませんでした。
(恥ずかしいことに近代史を全く学んできませんでした)
冒頭、
母語を奪われた民族に対する虐待について読みながら、
本当に心痛むし、
他人事ではないと思いました。
日本も日本語をいつ奪われないとも限らない。
音読文化については、
そういえば、
私は中学で、
月日は百代の過客にていきかう歳も旅人なり、
とか暗誦したことを思い出しました。
私は下手な俳句を作りますが、
それは日本語だからこそできる遊びだと分かって、
嬉しくなりました。
日本人の英語コンプレックスについても書かれてます。
インド独立の父、ガンジーが、
インドでは英語のできるインド人が、
英語のできないインド人を搾取していると気づきました。
同じことが日本でも起きてますね。
私は中学生の時、
英語ができるということは悪いことではないが、
それより大事なことは、
英語で語るべき内容があるかだと、
ある先生に教えられました。
自分が海外で感じたのもそのことでした。
日本のことをよく知っていることの方が、
英語の単語を幾つか多く知っていることより大事だと痛感しました。
又、日本語には主語が無いということについても書かれています。
それは言葉の貧さではなく、
主客未分化の文化であり、
省略の美学であり、
柔軟性があるということです。
などなど、
今、私にちょうどの情報ばかりでした。
光吉先生が、
「日本人で良かったね」と、
嬉しそうに言っていた姿を思い出しました。
今だからこそ読む価値ありの本でした。
感想を書ききれませんので、
一読をお勧めします。
私もできる限り、
(拙いブログですが)
文章は日本語で書きたいと思います。