綱吉の生類憐れみの令から・・オオカミ冤罪 | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。

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ビスケットを持って、駅までスロージョグ(のつもりが)

途中苦しくて立ち止まったり、

スローウオークになったり、

でも又踵をお尻に向けてトコトコと行きました。

途中高麗川の河川改修で竹林を切っているのを見ました。

去年の台風で竹が折れて流れて、

橋にダメージが大きかったから、

まず竹を整理ということらしいです。

切った竹はゴミなんでしょうね。

昔は資材だったのに、

それを活かす技を失ってしまったからですね。

 

八高線の中でこの本の続きを読みました。

オオカミは上古、中世と、

殆ど人と接触が無かったらしいのですが、

江戸時代のある時代に凶暴な人を襲う獣となったようです。

なんとそれは元禄の辺りからのようです。

元禄と言えば犬公方、綱吉の時代です。

生類憐みの令の時代、

イヌとオオカミの区別も曖昧なうえ、

イヌを退治したとは言えないので、

オオカミということにした可能性が高いのです。

放し飼い禁止の現在でも、

イヌによる咬傷事件はかなりの数ですが、

元禄の頃は人はイヌにとって危険な存在ではなく、

人を怖れないイヌや、

野犬が徒党を組むという状況がありました。

人を襲うこともあったでしょうが、

公文書には書けなかったのは、

いつの時代もお役人の悲しさでしょうか。

オオカミは人に向ってこないので捕獲が難しかったという言葉が残っています。

オオカミは病の動物を捕獲するので、

病馬を食べることはあったようです。

 

オオカミの生態が分かってきた今、

集団にならないことや、

人を避けること、

ヨーロッパでは過去400年間に、

オオカミに依る人襲撃が無かったことなどが分かってきました。

 

何かを隠す為に、

何かを悪者に仕立てる、

今もどこかにありそうな話です。

 

私はオオカミの表情や姿に何故か惹かれるのです。

 

帰りも駅から家までスロージョグでした。

夕方の秩父の山です。


家につく頃は、

もう空がこんな色に透き通ってました。

我ながらエライ!

往復、走ったり歩いたりできました。

私が高麗川駅を降りてしばらくして、

八高線が事故の為に停まっているようでした。

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今日、作った料理をご覧になりたい方は、

つぶつぶ雑穀料理教室ほみやのブログ

に写真があります。