ネコはワガママに見える。
ネコは好奇心で動いてる。
そこが私と似てるところ。
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行きの八高線、横浜線ではこの本を読みながら行きました。
昨日の続きです。
でも、富士山が気になって本が進みません。
昨日の夕方の富士山は透き通った水色のガラスみたいでしたが。
今朝は乙女チックなバラ色でした。
町田で乗り換えて本厚木に行きました。
イベントの前に「晴れ屋」で野菜惣菜定食を食べました。
そのあとアミュー厚木に行きました。
どうしても、聞きたい話がありました。
この中のオオカミ協会の話です。
ブースに寄ってお話も聞きました。
他のブースにも寄りました。
写真がとてもきれいでした。
自然の形は美しい。
カマキリとナナフシです。
どうしても聞きたかったのはこの話です。
帰りは八高線でこの本を読み始めました。
オオカミは人を襲う危険な獣と思われていますが、
実は地上の捕食者の頂点にいる生き物で、
動物界のバランスをとることで、
環境そのものの保全をしていると聞いてから、
気になっています。
アメリカのイエローストーン公園の試みで、
動物の多様性、
土壌の浸食の回復、
植物の多様性も実現したことがあり、
ヨーロッパでは今はオオカミは保護動物です。
でも保護されたからと言って、
オオカミはむやみに増えないのです。
それは捕食対象が減ればオオカミもそれに応じて増えなくなる、
自然は人の欲ほど無限ではないようです。
でも、オオカミが居なくなると、
1種類の草食動物だけが繁殖して、
多くの草食動物は減ってしまうのです。
オオカミが怖い獣というのは、
赤ずきんなどの話からの連想が大きいらしい。
日本の話でも野犬とオオカミを混同してることがありそうです。
牧畜の盛んなヨーロッパでは羊の大敵と思われますが、
でも実際のヨーロッパのオオカミ狩りでも、
巣穴のオオカミの仔は1匹は残すそうです。
オオカミの絶滅は望んでいないのです。
豚コレラにかかったイノシシが増えているそうです。
低層植物が鹿に食べつくされて、
鹿の道が乾燥している、
木々の皮までたべられている、
鹿の食べない草だけが拡がってしまうという、
環境の幾つもの課題がもう出ているそうです。
何故か、日本の環境省はそれに対して応えることなく、
「オオカミ導入」という言葉を使うことを禁止しているようです。
この場合、何を優先課題とするか?
どうしても官僚は遅れがちです。
先日の和語ライブレッスンの、「カタ」として捉えることができるか?という課題に、
それを実際に当てはめてみたい、
その為にどうしてもこの話が聞きたかったのでした。
上から怒られないようにという姿勢のことがでましたが、
ここでも同じ構造が見られると思いました。
他の多くの事例の中にこの現象が多く見えるのです。
世界の状況に学んでみたらいいのにと思ってしまいました。
不都合があれば、
又考える、
プラスチックのことも同じですね。
できたときは便利だったけど、
不都合が見えてきたら、
誠実に対処する。
そうやって、
地球のエントロピーを減らしていけたらいいな。
多分、このまま行くと、
鹿が増え過ぎ、
カモシカや雷鳥は消え、
農作物の被害は増えるでしょう。
猟師は減っていく一方です。
八王子駅で満月が登りました。
オオカミの問題は、
他の野生動物の問題でもあります。
ヒトの問題でもあるし、
環境全体のことでもあると思っています。
大事なことは隠されてしまうこの国が見えてきます。
このイベントは11日までです。