"A Picture for Harold's Room"(内容そのまんま)
クロケット・ジョンソン(Crockett Jonson.) 作
1960
岸田衿子 訳
1971
文化出版局
先日『絵本をさがしています!』ということで、夫が探している絵本の何かヒントがないかと
記事をあげました。
残念ながらいまだその絵本にたどりついていないのですが、
みなさんのコメントや、いろいろな検索を通して、これまで知らなかった絵本のタイトルに
たくさん会い、読んでみたい絵本が増えました。
これも候補として挙がってきた絵本です。
表紙の絵には見覚えがあり、何冊かシリーズも。
きっとどこかで出会っていた絵本だと思います。
『ぼく、かべに えを かきたくなった』
はろるどは壁にお絵描きをはじめます。
うち、まち、もり、みち、
赤ちゃんにしか見えないはろるどですが、
絵のうまいこと!!
自分の絵の中に入っていきます。
『ぼくは なんて おおきいんだろう!』
くも、りくち、うみ、かもめ、ふね、くじら・・・・・
はろるどのくれよんはどんどんどんどん進みます。
この遠近感! すごすぎ!
この線路のシーンですが、
この後の展開がまた面白い!!
そうくるかぁ~、みたいな
自分の部屋に戻ってきても、はろるどはまだ絵を書きつづけます。
最後の最後まで、はろるどのくれよん、止まりません!!
自由な発想ができれば、楽しい世界がそこにはある!!
うちの子は紙上に戦闘ゲームを作ってよく遊んでいますが、
モンスター(?)の種類や技がどんどん増え、ルールがどんどん複雑になり、
効果音もついて、完全に気分はオペレーター!!
DSやPSPをすると、自分が思うように進まなくてイライラして、時には泣きが入ったりしますが、
自分で作る世界にはそのストレスがない!!
本当に楽しそうに遊んでいます。
これが兄弟交るとまたケンカが起こるのですが・・・・・。
一人でぽつんと遊んでいる姿って、一見寂しいかもしれませんが、
一人のごっこ遊び!
ひょっとして、これも最高に楽しい遊びなのかもしれませんね!