昨夜の坂本龍一サンの最後の日々をNHKスペシャルで偶然に観ました。

昨年坂本さんが亡くなったアト、各メディアが生前の活躍・功績を讃えた内容とは異なり、具体的な番組内容は下記に引用を貼り付けますが、人はどう生きて、どう死んでいくかの死生観を考えさせられる番組でした。

坂本サンの死に向き合う葛藤と悟りの心境をメモに綴る様子や最期の痩せ細った姿と対象的な目の輝き等…なんとも表現し難い気持ちになり、9年前に他界し最期を看取った母の姿も頭に浮かびました…


死は必然。

来年に還暦を迎える自身も残りの日々をどう生きて、どう死ぬかを考える時期なのだろうと感じた…


【具体的な番組内容 引用】

今回、坂本龍一の病が発覚し、亡くなるまでの3年間を記録した手記や創作ノート、プライベート・フィルムなど、貴重な資料や映像の数々が遺族から提供されました。それらをもとに、音楽と生き、そして音楽と共にその生を締めくくった坂本の最期の日々を見つめる内容となっています。

日記には、「松前漬けが食べたい」「照ノ富士がんばれ!」というような日々の何気ないつぶやきから、「死刑宣告だ」「いま安楽死を選ぶか」といった闘病生活の苦悩、さらに「音楽だけが正気を保つ、唯一の方法かもしれない」「残す音楽、残さない音楽」という自らが追及してきた音楽を深く思考する言葉が綴られています。

表ではあまり見せてこなかった素顔が映し出された映像の数々には、“教授”と呼ばれた坂本の知られざる姿が刻まれています。




4月7日午後9時からNHK総合で放送されるNHKスペシャルでは、「Last Days 坂本龍一 最期の日々」と題して、昨年3月に71歳で死去した音楽家・坂本龍一さんの最晩年に迫る