もし、就職の面接試験に絶対的に受かる方法は在るか無いかと

訊かれたら、一見そんなものは存在しないように思えるが、

実は確実に在ると言える。

 

ただそれは少なくとも

面接では「こう言うのが理想的」「こう言ったら受かった」と言った

面接攻略の本を読むことではない。

就職のために面接関連の本を読むことは

面接試験を難無く突破する人にとっては、

参考として見るには見るが、サブのサブ程度の位置付けである。

それがメインではない。

また、それはネットでの仲間の意見・前例を見るのも同様である。

本やサイトの文言を自身の考えの核に位置付けていては

いっこうに面接試験は突破できないだろう。

 

なぜか?

面接官の立場から考えてみよう。

そもそも本やサイトに頼り切っている、

つまり他者の考え方に依存している時点で

自分独自の考え方が無いので

才能が無いと判断され、アウトである。

そういった人たちを人事は雇いたくないと思うのが常だろう。

ちなみに面接官である人事の人間も

仕事ゆえ、そういった本やサイトもチェックしているであろうから

どこかから引用して来た優れたことを言っても

パクって来たかどうかくらいはすぐ見抜ける。

それにむしろそういった優れたことを言った場合、

さらに詳細な質問をされるのでボロが出るのは確実である。

そのため、高評価されようと口先だけの立派なことを言えば、

逆に、より自分に不利な展開になるのは明白である。

よって結局、本やサイトに頼っていても面接は突破できない。

 

また、他にも就職に関して本に頼るべきでない理由がある。

就職の本に載っている面接の受け方は、

それなりに優れた人の一般的な面接の受け方で

面接試験が苦手で困っている人の

在るべき理想的な面接の受け方とは

またタイプが異なるため、

ただ本をマネても上手くいくはずがないからだ。

 

それに、一般論的なマナーの意味合いでの

面接の受け方を学んでもそれは最低限必要な条件であって

確実にそれで受かるかと言ったら

それは確実な決め手にはならない。

 

就職の本やサイトをメインに据えて面接試験を突破しようとしても

意味が無いことがわかったところで、

確実に面接試験を突破する方法を挙げてみよう。

 

面接官の見ているポイントは主に二つである。

①一般常識的なコミュニケーション能力があるかどうか

②即戦力となる能力・技術があるかどうか

 

ゆえに、どのように面接試験を進めれば良いかと言うと、

面接の会話の中で

一般常識的にこういう時はこう返すのが妥当と

決まったような場面では一般常識的に返しつつ、

自分の中学や高校、大学までに積み重ねた知識・価値観

(できれば専門分野があると望ましい)の観点からの意見を

いかにその会社に即戦力として具体的に貢献できるかを

アピールしながら話していくのである。

 

ただし、それらを確実に受かるために完璧に準備しようと思ったら

面接が苦手な人なら、まともにやったら3~5年はかかる。

いざ、就職活動の時期になってから対策を始めていたのでは

明らかに負け戦なのである。

だから、学校を卒業して就職しようと考えている場合、

入学の時点で就職の面接試験で話す内容まで踏まえて

勉強や努力を進めていく必要がある。

それでやっとギリギリ合格か、と言ったところである。

 

では、就職活動の時期まで

就職活動の準備をして来なかった人はどうすれば良いか?

その場合、時間が無いので付け焼き刃的でも良いので

就職の本やサイトを見つつ、

(ここでもあくまでサブのサブ程度の参考にである)

自分の能力面・精神面の長所・短所や

経験から学んだことを書き出して

改めて自己を自覚して

それらを志望動機や長所・短所など

よく訊かれる質問に限定して

どのようにプラスの面でアピールするか

言い方を考えていくしかない。

付け焼き刃だが、それでも徹底的にやり尽くせば

それなりの成果は上げられる。

確かにトップレベルを狙うのはかなり難しいが、

ある程度のレベルならそれでも面接を突破できるだろう。

 

まとめよう。

就職の面接試験に絶対的に受かる方法は確実に存在する。

ただし、その理想的なやり方は、

個人の能力や価値観のタイプによって異なるため、

本やサイトはあくまで参考程度にとどめ、

その自身に合った面接での面接官へのアピールの仕方を

どんどん自己分析して探っていくことが

面接試験攻略のための最善手である。