困った。
陽が低くなり西日が入って暑くなり、ギャラリーで寝たが寒く、
風邪を引いた。
しかし、風邪は毎度のことである。
困った。
無いのである。
しかし、金が無いのは毎度のことである。
本当に困ったのはベタが無いことである。
ベタは密着焼きともいってプリントのサンプルになり、
ネガナンバーがわかる検索機能のようなもので重要です。
(露光時間や印画紙の号数も書いています。)
友人に頼まれて炭鉱遺産のプリントをするのだが、
発電所の外部の写真のベタ3枚が無いのである。
テーマやモチーフごとにキチンと保管している筈なのに、、、。
hpの「空知炭鉱遺産」の写真が少ないのに気付いた。
自分で言うのはなんだが、よい写真が多かったのに。
もっと見て欲しいのでスキャンをすることにした。
この数年展示会をしていない。
お金が掛かるし短期間だし褒められて終わりだからである。
ウェブはバーチャルかも知れないが、メリットは大きいと思う。
(しばし、時間下さい。いいもの見せるからね。)
現在産業遺産という言葉は定着していると思う。
昔は貧しい発想のブームもあり廃墟だった。
炭鉱遺産という言葉は私たち「グループ炭鉱夫」が初めて使ったと思う。
私たちの行動の原理は価値観の変更というか本質の再確認だった。
確かに廃墟は絵になる。
しかし、活かす方が重要だと思う。