暗室と時計 | 館山日記

館山日記

千葉県館山市で写真や平面作品を作っている風間健介のブログです。

久し振りのプリントだが、ボンド臭い。(笑)

ガラスの作業にも困った。
マスキングテープのカットが難しかった。
コーキングやペンキと違って固まったボンドなので剥がしにくいし、
墨を乗せているので切る線が見えない。

そしてマスキングテープを剥がしても、テープの糊や細かな墨も残った。
彫刻刀で削ったが完璧には取れなかった。
そして細かなゴミが増えるだけだった。
(5ミリの両面テープも期待して使ったが、キレイに剥がれず廃棄。涙)

糊と墨の場合は埃を拭く時に墨が擦れてしまう。
その度に墨を塗ってドライヤーで乾かした。
(初めて暗室で手袋を使って疲れた。笑)
糊やボンドと墨の効果に溺れて、墨の濃淡や筆扱いを雑にしていた。
反省すべき点も多かったが、思った以上の作品も作れた。
時間は掛かるだろうが楽しみである。

それにしても、疲れた。
定着用にキッチンタイマーも使ったが液晶は見ずらいし、
ラジオを聞いているのでタイマー音が聞こえない。
もちろん、暗室用の新しい時計は作られない。

まあ私の希望は特殊なものかも知れないが、素朴な疑問ある。
液晶を初めて見たのは高校の友人のシチズンのデジタル腕時計。
2万円だが今なら100キンモンに負ける。笑)
あの見にくい液晶はなぜ見やすいように進化しなかったのか。
カメラの液晶表示も見づらいと思う。)

ダイバーウオッチも調べたが、いいものは無かった。
で、作れないかと思った。
もちろん私に時計なぞ作れない。
で、時計をバラせる人に頼んで、文字盤を黒く塗りつぶそうと考えたのだ。
(かえって高くつきそうだが。)