瞑眩

 

中医学で瞑眩(めんげん)と云う概念があります。

 

 

・・・あ、前の続きですよ(^^)

カルマの第3弾ね。

 

 

それは

病気が治っていく過程で起こる不快な症状のことを「好転反応」と呼ぶことがありますが、漢方医学ではこれを「瞑眩(めんげん)」と呼びます。

 

瞑眩は、漢方薬を飲み始めて間もない頃に、下痢や嘔吐、発熱などの症状が一時的に激しく起こります。

 

服薬を続けるとその症状は数日でおさまり、以前から悩んでいた症状も改善に向かっていくとされています。

 

大黄などを含む下剤的な漢方薬を服用した際に起こるひどい下痢などは、瞑眩ではありません。

 

 

前世から膨大なカルマを積みながら輪廻するわたしたちですが、カルマが消滅する際、これと似たような現象を経験することがあります。

 

尤も、注意したいのは何でもかでも瞑眩と断定するのは危険です。

 

 

・・・あのですね、ついでだからそれに関連して注意を促したいのですが、スピリチュアルに凝る方の思考習慣で、安易に因果関係を結びつける。直ぐに結果に飛びつく、という悪習があります。どうかご自身のために自覚して頂きたいと。

 

特別な人間などいません。

積み上げたものしか内在しないし、内在させた要素しか表に顕れません。

来世に引き継ぐのは、修行経験、功徳、悪業、渇愛(煩悩)です。

 

いますぐ、何かよい習慣を積み上げましょう。修習と云うことですね。

それがわたしたちを救います

 

 

 

続いて 

しかし、瞑眩が起こることは、ごくまれで、漢方の専門医でも一生に数例経験する程度です。

 

また、実際、瞑眩であるのか副作用であるかの判断はかなり難しいといえます。

 

もし、漢方薬を服用した際に何か不快な症状が現れた場合は、服用を中止し、処方してもらった医師に相談しましょう。

 

引用はここです

 

 

 

 

 

 

 

 

  マクロビオティック 桜沢如一氏が始めた食養の運動

 

マクロビオティックなどの食養を厳格に行うと、これが起きます。

(日本にヨーガを最初に持ち込んだのが中村天風氏や沖正弘氏なのですが、この頃は「ヨガ」と呼びました。桜沢如一さんのお弟子さんは多分野に亘っていて、沖正弘さんは桜沢さんのお弟子さんなのです)

 

 

薬は用いない上に、いわゆる宿便というヤツが大量に排出されます。

個人差はありますが、タール便なので、明らかに通常の排便とは区別出来ますし、非常に臭いです^^;

 

 

 

 

  江戸時代の食事内容

 

農薬を使用しない自然農法による野菜やお米。

完全に人工調味料や着色料、保存料を使用しない調味料。お醤油などは、カビの膜がすぐに張りますよ。お塩は塩田で作られたお塩。

 

これで調理された食事で、指先ほどの玄米を口に運び一口300回噛みます。

唾液の分泌を促しているのね。

 

 

 

 

 

 

  体は血液によって作られ保たれる

 

わたしたちの身体は食によって保たれていますが、これを自然由来のものに拠らず、代替品を継続的に取り込むと血液に濁りが生じると云うわけです。

加工肉食品とかね。酸化した脂とかね。

 

 

臓器や骨や筋肉などの蛋白質も元は血液なので、血液が濁ればあちこちに歪みがでると。

そして恒常性機能の免疫機構が下手したら自分の身体の組織を攻撃するアトピーとか、色んな身体の不具合が生じてきます。

 

 

 

 

 

 

  精神疾患すら、内臓の健康度が関わる

 

鬱まで最近は大腸の健康と繋がりが指摘されています。

うつ病(特に慢性うつ病)の人は、下痢や便秘、腹痛が続く過敏性腸症候群を発症している割合が、疾患のない人に比べて3倍〜5倍にも上るという結果が報告されています※1。 また逆に過敏性腸症候群の人は不安症状やうつ症状を持つことが多いとも知られています※2

 

 

 

 

五行と内蔵の扶抑の関係を示している

外回りは扶の関係で、肝機能が増進したら、心臓や小腸が養われる

心臓や小腸の機能が増進したら脾臓や胃の運動が活発化・・・

 

一方、星の形は抑制で、肝機能に障害が起きると、脾臓や胃の働きが悪くなる・・・

漢方や鍼灸医学の考え方です。

 

 

そして五臓と喜怒哀楽の関係があります。

 

ここから拝借しました

 

 

 

 

 

 

  人にとって理想の食とは? 身土不二(生まれ土地のその季節のものを食べる)

 

で、わたしたちの身体を正しく維持する食事とはそもそも、どの様な内容か?

 

要するに人工物が出る以前の、太平洋戦争以前とか、江戸時代以前の日本食に戻せばいいだけのことなんだけど、これが理想的な血液を作り出します。

 

お味噌やお醤油は人が加工していますが、大丈夫です(^^)

発酵食品ね。

 

 

 

 

さあ、そのように正しくない食品でそれまで生きていたと。

そして、睡眠不足や人間関係や仕事のストレス、飲酒やタバコね。

 

そのような環境が継続的に長く続けば、慢性疾患を抱えるリスクが非常に高くなるのね。

 

 

 

ところが、ある日。

何かの縁で正しい食事に戻ったとします。

まあ、正食とかマクロビオティックとか言いますね。

 

すると、理想的な血液が体内で生成され始め、これが徐々に身体に浸透し、わるい細胞からうまれ変わって行くと。大体、3年で全て入れ替わると言います。

 

 

 

するとこの時、漢方で云う瞑眩がポンコツ状態の身体に起きるんだけど、例えばアトピー性の皮膚炎などを持っていた場合は、もう全身が酷い状態に一旦なってから完治が起きます。

 

 

正しい事を続けたので、一部のカルマが浄化されたと考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

  八正道は、考えとしては「正食」と同じりくつ

 

八正道はそんなもので、間違った生活を正しいものに戻すわけね。

 

「正食」という考えと同じです。

 

 

 

 

 

 

 

えとね、注意したいのは過去世の膨大なカルマが一気出ると危険なので、全て出て消えるという訳には参りません。

 

 

するとカルマの浄化の際に、たとえば高速道路で事故に遭遇し、同乗者は大怪我したのに自分はかすり傷だったとかね。

 

 

カルマの浄化と言うのはこんな形で現れます。まさに瞑眩と同じ構図なの。

夢で(つまり色界で)落ちる人もいます。

 

 

 

末期前立腺癌を宣告された

米国の大病院院長がマクロビオティック食事療法で奇蹟の完全治癒を遂げた!

癌と食物、また精神面との関連を実証する感動的闘病記。

 

 

 

 

 

正食は健康に戻るのだけど、八正道は涅槃に戻ると言えます。

八正道に関しては興味の有る方は、わたしの過去日記探して見て下さい。

 

 

 

 

 

  八正道を正しく理解している人は日本にはいない

 

世の中に「八正道」と言うタイトルの書籍が沢山出回っていますが、どれもデタラメです。

 

正しい八正道は「ブッダのサンユッタ・ニカーヤ:八正道相応」に説明されているのが本物で、後の人はそれを読まずに、当てずっぽうに単語の印象を語っています。

 

 

 

正見・正思惟・正語・・・の「正しい」とは、お釈迦様の定義に依るものであり、

例えばヨグマタの

正見

 

ただ、見るということ

あるがままに見る、ということ

囚われずに見る、ということ

 

人間関係の悩みや人生の不安をなくしていくことが正見です。

ただ見ているつもりでも、実はいろいろなことに囚われてみています。

自分にもたくさん

「色」を付けてガードしています。

 

全然違います。

「あるがままに見ること」でも無ければ

「人間関係の悩みや人生の不安をなくしていくことが正見」では、ありません。

 

 

この過ちがどこから来たかと言うと、「正見」という漢字の印象から、自分の意見をただ綴っています。

同じ様に大川隆法さんも「今日一日を振り返り、自分は神の視点で見たか?」と反省することだと言います。

 

 

 

 

 

  定義「八正道」

 

そうではなく

「一切は幻影である」と見る。

 

幻影の世界に真の安らぎ、真の幸福、真の喜びは存在しない。

無常を根本とする世界では変化を免れ得ない

変化する時、安らぎや幸福、喜びを無常なるものに依拠していては、変化した際に苦悩に変わる。

よって、無常そのものが苦悩の因であり、苦悩の因しかこの世には無い。

 

と、一切を無常・苦・無我と見ることがブッダが定義した「正見」ですね。

 

 

ヨグマタは

「ただ見ているつもりでも、実はいろいろなことに囚われてみています。

自分にもたくさん

「色」を付けてガードしています」

 

 

ブッダはその逆の事を言っています。

「一切を苦の因であるとフィルターを掛けて見なさい。苦であると色を付けて見なさい」

と言うのね。

 

 

わたしたちは普通に生きていて、一切を苦であると見ることは出来ないのね。

子は喜びを与えてくれるし、家族や財産、ステイタスはあればあるほど安らぎや幸福の因だと思います。

 

しかし、それでは不死で真の安らぎに入る事はできません。

 

 

 

サンユッタ・ニカーヤ「悪魔相応」

悪魔

「子のある者は子について喜び、また牛の有るものは牛について喜ぶ。

人間の喜びは、執着する拠り所によってたち起こる。

執着する拠り所の無い者は、実に人生の喜びを得ることはない」

 

 

ブッダ

「子のある者は子について憂い、また牛の有るものは牛について憂う

人間の憂いは、執着する拠り所によってたち起こる。

実に執着する拠り所の無い者は、憂うる事はない」

 

「なに?酒もタバコも博打もやらんだと?お前生きていていて何が楽しいんだ?」

「酒や煙草や博打が無くとも、全く苦じゃないよ」

と言うようなことなの。

 

みんな、家族や地位や財産が有るからこその人生だと思う訳で、わたしたちはそうとしか考えられません。

しかし、突然起きる阪神・淡路大震災や東日本大震災でそれらを突然失った人は苦悩じゃ無いの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  懺悔の瞑想のメリット

 

懺悔や懺悔の瞑想はカルマの浄化に有効なので、やった方が良いよ。

2年くらい前にブログで上げたので、それを探してやってみるのもいいし、ネットや書籍で探してやってみてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

  タントラの修行者はこちら

 

また、ヴァジラサットヴァ(金剛薩埵)の100音節マントラは強力なカルマ浄化作用を持ちます。

詳しい解説はここにあるようです。

 

 

ただし、密教への帰依が無いと効果は薄いかも知れません^^;

わたしは初期仏教のお話ばかりしていますが、名からも判りますようにタントラの帰依者です^^;

 

 

 

 

 

わたしは歌う様には唱えませんが、この辺はなんだか歌っていますね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 付録

 

 

原則、マントラは翻訳しては力が無くなりますが、これは意味が大切なので、日本語の意味を載せておきます。

また、普通タントラの秘儀は、秘密裏に師からイニシエート(密儀伝授)されないと、効果がありません。

ところがこれに関してはおおやけに公開されているという不思議なマントラです。般若心経のマントラもそれに属します。

 

ヴァジラサットヴァ

原初の密教行者であり、マハーヴァイローチャナの化身

 

 

 

 

ヴァジラサットヴァよ、常にわたしにやどり給え。

わたしを守護したまえ。

 

ヴァジラサットヴァよ、常にわたしと共にあり、それによって

わたしを堅固なる存在になしたまえ。

わたしを比類なき至福の存在になしたまえ。

わたしを比類なき栄光の存在になしたまえ。

わたしを慈悲に満ちた存在になしたまえ。

すべての成就をわたしにもたらしたまえ。

誤謬による全ての誤った要素の蓄積を正しく飲み干したまえ。

優れた完成された心になしたまえ。

 

フーム・ハハハハホー。

一切の如来よ、あなた方はヴァガバン(世尊)でありヴァジラサットヴァ(金剛薩埵)です。

どうかわたしをお見捨てなきよう願います。

 

ヴァジラ(ダイアモンドとか雷。この世で考えうる最勝のパワーと堅固なる存在という意味)

なる存在でお有り下さい。

偉大なるわたしと共にある御方よ。

アー・フーム

 

 

 

 

 

チベット仏教ニンマ派のお次第「金剛薩埵の瞑想」

 

 

「金剛薩埵の瞑想」のプロセスの一部が「百音節マントラ」です。

 

 

 

 

密教では止観を超越するものとして観想が発明されました。

これは唯識の理論に基づくの。

とはいえ、サマタは基本です。

 

事実を観照するのがヴィパッサナーですが、

観想はイメージによりマンダラ世界やホトケの備える特質を生み出していくのね。

そしてそれが自己の本性となんら異なることがない。

と、言う風に観想します