嫌韓嫌日
韓国で日本を批判すると、政治家であろうが著名人だろうが、芸能人だろうが、国民から支持を得るという現実があります。(一部、日本でも事情は同じですが・・・)
名古屋の情報バラエティ「ゴゴスマ」で生放送中、韓国で日本の若い女性が、
日本人だと云うだけで、韓国の男性から暴行されたという理不尽な報道に
レギュラーコメンテーターをしていた武田教授は
「なら、日本でも韓国の女性に暴行したらなあかん」とうっかり口を
滑らせ民放のテレビから消えた
韓国の大統領は任期を終えると後の政権から大抵罪人とされ豚箱へいく
2008年から2013年まで大統領を務めた李明博氏は、実は関西の大阪府のご出身です。
なので親日家の李明博大統領の就任当時は「日本との友好関係を図る」としていましたが、大統領就任中の不正が明るみに出ました。
2018年3月、大統領在任中に犯した収賄や横領等の容疑で逮捕。一審(同年10月)及び二審(2020年2月)でいずれも有罪判決。上訴したが2020年10月に大法院で懲役17年の有罪が確定し収監される。退任後に有罪判決を受けた韓国史上5人目の大統領となった(後述)。なお、日本生まれで外国の元首をつとめた唯一の人物である。
任期中、国民が彼から離れてくと、一転彼は日本を悪く言い出します。
そして「竹島は韓国の領土である」と。
李明博竹島上陸(イミョンバクたけしまじょうりく)は、2012年8月10日に大韓民国の李明博大統領が島根県・竹島に上陸したという出来事。韓国の大統領が竹島に上陸したのは、これが初めてである。この出来事は日韓関係が悪化する結果となった[1]。
韓国の領土であるとして、上陸
日韓友好を謳っていた政治家が、己の立場が悪化したら一転、信念を放棄。
伝家の宝刀を抜いた訳です。
これは大衆が持ってる感情論を利用したと。
「大衆化(=愚劣化?)」と言うのは、魚群や渡り鳥の群れみたいなもので、身を守る本能みたいなものです。
もちろん自分の信念と大衆の意志が合致することも有るでしょうが「寄らば大樹の陰」で、常にその他大勢に追従していれば自分は責任を一人で負う必要はない。という一面も行動原理として働いています。
理屈が変な本
何のことかと云うと、オウム真理教が起こした事件の総括を書いた批判本を読んだのですが、ちょっと内容がいかがわしいので、注意喚起したいと思います。
あの。麻原彰晃さんやオウム真理教やアレフを批判した書籍なら、全部正しいことが書いてある。
そういう単純なものでは無いのね。
でも、多くの人はきっとそう云う論調に両手で賛同すると思うんだけど、わたしは怪しい論調のものも有るのだと言いたいの。
テーマ自体は取り組むのに、とても難しい内容なのね。
歴史学者や宗教学者がかなり格闘するような内容です。
単に
- 頭の狂った教祖がテロを指示した。
- カルト宗教が凶悪事件を起こした。
- 将来を嘱望された有能な人々が洗脳され、彼らは被害者であり同時に加害者になって、死刑によって死んだ。
それで済むようなことではありません。
それは一般人やジャーナリストはそう見るでしょう。
しかし、これを歴史の一つのイベントと見ると・・・
以下のような論議を含んでいるの。
- わたしたちは今後、宗教とどのような覚悟で接するのか?
- 現在、宗教を信じている信者とどう付き合えばいいのか?
- 途中で教祖は変貌するのか?
- 国家はどこで監視や介入を始めるのか?
- 人を殺めたり、国家を転覆する要素が教義に含まれるのか?
オカルトやスピはそれに準じるかも知れません。
洗脳されたタレントさんが時々登場するでしょ?
家庭に入り込んで、そこの幼児に暴行致死させたおばさんとかね。
こんなホラー地味た事件も有ったしさ。
市川市の事件覚えている?
母を殺害して、その肉体の一部を儀式と称して食べたヨーガのインストラクターの女性。
スピや宗教で、常軌を逸した行動が出来る精神状態に変容しちゃう危険性
先に悟らねばならない理由です
宗教先導による暴力は珍しいことではない
あの・・・日本史を見れば分かるけど、例えば石山本願寺が信徒に武器を持たせて信長に戦いを挑んだのよ。一向一揆はそうだけども。
パレスチナの自爆テロや9.11もそうだけどね。
主な一向一揆
天台は僧兵という武装集団(あの弁慶がそう)を作ったしさ。
なぜユダヤの民は忌み嫌われたか
ヒトラーによって600万人とも言われるユダヤの人々がホロコーストの犠牲になった。
またヨーロッパの他の国でもユダヤ人は迫害されました。
ところが、そこだけ見たら限りなく「気の毒に・・・・」同情を寄せるべき出来事も、古代に遡ればそんな目にあう必然性を元々ユダヤ教という宗教が有していたとしたらどうですか?
・・・してたの。
ユダヤ教は極端な選民思想で、ユダヤ人以外は(ゴイム:家畜の意)殲滅していい、殺して根絶やしにして、財は奪い、女性は性奴隷にしろと、あのモーゼがそう言っています。
キリスト教の教えと、ユダヤの教えは全く異なる
キリストは「愛」を説いた宗教家です。
申命記 第7章
モーゼは言った。「カナンの地の先住民はおまえたちより強く数も多い。 だが、おまえたちは彼らを滅ぼし尽くさねばならない。 彼らに哀れみをかけてはならぬ。 彼らの神に仕えてはならぬ。 彼らと同盟してはならぬ。 彼らと縁を結んではならぬ。 彼らの祭壇・立て柱・偶像を打ち壊せ。 主は全ての民の中からおまえたちを自分の民として選び出されたのだ。 主を愛して、その掟を守る者には祝福と慈しみと繁栄を与えてくださるが、主を憎む者には報いを返し、即刻その者を滅ぼされる
申命記 第13章
おまえが住む町で「主以外の神々を礼拝しに行こう」と誘う者が出て、その誘いに応じた者が出たら、おまえはそのことを調査・探索せよ。 そして、そのことが事実であると判ったときは、その町の住民全員を剣で殺し、その町の全てを主への捧げ物とせよ。 その町の家畜も全て殺し、その町とその持ち物全てを火で焼き払い、その町を廃墟とせよ
ヨシュア記 第6章
イスラエル兵はエリコの町を7日間包囲した後で攻め落とした。 ヨシュアはラハブという名の娼婦との約束に基づき、ラハブの父母・兄弟姉妹とその一族の者とその家畜を生かしておいたが、彼ら以外のエリコの民の全て、男も女も老人も子供も家畜も含めて全て剣で殺した。 そして、イスラエル兵はエリコの町の金・銀・青銅・鉄の物を奪い、それらを主の倉に収め、それからエリコの町の全てに火をつけて焼き払った。
ヨシュア記 第8章
イスラエル軍はアイの町に入り、町に残っていたアイ人の男・女・老人・子供の全てを剣で殺した。 この日殺されたアイ人は総計1万2千人であった。 イスラエル軍はアイの町の金銀(+青銅・鉄?)と家畜とを分捕り、その他の全てに火をつけ焼き払った。
まだまだ続く
これがユダヤの英雄像なのね。
今だってパレスチナを徹底的に殲滅しようとしていて、キリスト教の国々はそれを批判しています。
ダビデなどはラオウみたいな覇王なの。
キリストの神とは異なる 河童の様なヤハウェ
ヤコブと相撲するヤハウェ
キリストはこれを批判し、戒律と功徳を説いたので殺された。宗教に関わりなく、誰でも救われるのだと。だから、イエスの言う天の父とユダヤ教のヤハウェは異なる神だと言えます。
そもそも旧約聖書を見ると、ヤハウェって神はシナイ山に棲む地方神で、川から出てきてヤコブというキャンパーと相撲をしています。
夜に相撲が始まって、朝日が出てもまだ決着が付かないので、ヤハウェが負けを宣言します。「お前今日から神(エル)を破った者(イスラ)と名乗れ、イスラ・エルと」殆ど河童に近いの
どんどん、創造主に格上げされていく。
古代より宗教の名のもとに人殺しは正当化されていた
つまり宗教の名のもとに人殺しや蛮行が行われて来たの。
世界史に当たれば判りますよ。
キリスト教の名のもとに滅ぼされたインカ帝国ってものあります。
宗教の名のもとに暴力が行われなかった。そんな事は無いの。
じゃ、それと麻原彰晃の何が違うのか?
というと非常に線引が難しいのです。
「違う」と定義出来することがとても困難でデリケートな問題があります。
麻原彰晃が悪ならば、今のイスラエルも悪と言わねばならないよ。
十字軍はどうなの?正義のキリスト教の使者なの?
で、わたしが読んだ本は或るジャーナリストの人が取材を元に書いているんだけど、始めに結論ありきで、自分の主張を裏打ちする人にだけ意見を求めています。
※インカ帝国は処女を殺して、その心臓を神に捧げていたの。
それを悪魔の所業だと言って滅ぼされました。
こんなややこしい問題を起こした麻原さんがそもそも悪い
そもそも、それもこれも麻原彰晃が凶悪事件を指示したのがイケナイのであり、あの人が悪い事にかわりはないんだけど、その陰でタントラまで批判される始末です^^;
それをわたしは「羹に懲りて膾を吹くの愚」と言っているのね。
知らない方はググってね。
著者はあまり仏教に詳しくありません。
オウム真理教やアレフの信者、それと麻原彰晃さんを冷血の人でなしと書いていたら本が売れると考えているのでしょうか。誤った評価に満ちている箇所が散見されます。
韓国で日本の悪口を書いていたら人気が上がるような印象なのです。
フェアではない
わたしの印象なんですが、この本の著者は浄土と禅の折衷が仏教だと解釈していると感じます。
あのですね。
浄土真宗のお坊さんの対談が上手いこと引用されているの。
「オウム真理教は、密教の体系の中の自分たちの都合のいいところを、都合のいい時だけ使っていました。密教というのは、都合のよいところだけ持ってきたら非常に危ないところがあります。それこそ、殺人も正当化されるような教義だって組み立てられます・・・」
いや、それは一向一揆を先導した浄土真宗のお坊さんは言えないんじゃありませんか?
引いてみれば現在の仏教は仏滅後2500年経過し、タントラに限らずさまざまな混入があります。
それこそ浄土真宗だって、
仏教の教えのどこに武器を手にとって権力と戦えとありますか?
お坊さんの妻帯は認められていないじゃありませんか?
それは都合のいいところを、都合のいい時だけ使っていないんですか?
浄土真宗にはタントラのような解脱の教えは始めから無いじゃありませんか。
浄土思想は仏教だけど、タントラは危ないと言うのはフェアじゃありません。
わたし自身は修行を禁じている親鸞の浄土思想よりも、タントラが優れていると感じています。
神通が付けば真理だという主張は詐術
あ、誤解しないでね。
わたしは麻原彰晃さんやオウム真理教やアレフが正しいと云う心算は毛頭ありません。
「批判の理がおかしい」と言っているの。
この本の著者は、それが分からず仏教やお釈迦様そのものを否定するところにまで至っているの。
そこまで言っちゃ、仏教や解脱まで妄想と言うことになっちゃう。
神通や輪廻は解脱や悟りとは関係無いとかね。
有るよ。バカね。
悟った後に解脱はやってくる
本の50ページに仮名(佐々木)という人の見解で
「オウム真理教は神通力や超能力は有ったが、誰も悟っていなかった」と言うのはとても印象深いです。わたしの論では解脱の前に悟りはやってくるものと言えるからです。
この書籍が「オウム真理教は悪の妄想集団。麻原彰晃は稀代の極悪人」と云う人のネタにならなければと細やかに願います。
それは、この本の理屈が正しいとすると、お釈迦様までニセモノ、四聖諦は妄想と言うことになってしまいます。
オマケ
えー、元幹部(名は秘されています)の公案調書によると、その人は1993年にはもう麻原彰晃さんは気が狂っていたと証言しています。
ロシヤのカラシニコフの模造品を大量に製造するとか、毒ガスを弟子につくらせるとか、横浜の弁護士家族を殺害させるとか、それを側近は止められないところに来てたのね。
尾崎豊と井上嘉浩
その中の一人で、出家名「アーナンダ」こと井上嘉浩死刑囚が或る詩を書いていて、それが本に記載されていますが、わたしは読んで笑ってしまいました。
井上嘉浩作
朝夕のラッシュアワー
時間に繋がれた中年たち
夢を失い、ちっぽけな金にしがみつき
ぶらさがっているだけの大人たち
工場の排水が川を汚して行くように
金が人の心を汚し、大衆どもをクレージーにさす
時間に追いかけれて、歩き回る一日が終わると、
すぐ次の朝、日の出とともに逃げ出せない人の渦がやってくる。
救われないぜ!これが俺達の明日ならば・・・
逃げ出したいぜ!金と欲だけがあるこの汚い人波の群れから・・・
夜行列車に乗って
井上嘉浩さんは尾崎豊さんの大ファンだと知れます。
この詩は尾崎豊さんの「BOW!」の劣化コピーです^^;
と云うかパクリ?
尾崎豊は悟りを欲していた
尾崎豊さんのメッセージ性がね、「僕は悟りを得よう」と言うことなの。
尾崎豊さんのお父様は法華経を信仰なさっていたそうで、その影響かは知りませんが、尾崎豊さんも
なんとか「悟りを得たい」という強い願望が有ったそうです。
そんな歌が多いんだけどね。「街の風景」とかね。
「ドーナツショップ」という歌など、迷っている自分と悟りを得た恋人の対比として構成されていて、非常にその才能に驚かされます。
「無明」や「悟り」を歌にした人います?
17歳の時に書いた歌「17歳の地図」は、人の価値観にもう疲れ果ててしまった、それはゴールのないマラソンをやらされているようなものだと。本当の安らぎは何なのか?一体それはどこにあるんだ?という事を歌っています。
早熟の天才です。
がむしゃらに悟りとロックを追い求めた人。
勿忘草
最期に作った歌は「Forget-me-not(勿忘草)」
勿忘草
あるスタッフはレコーディング中に身体の震えが止まらないほど感動し、
「なんだか、この曲を歌うために尾崎さんは存在した、っていう気さえします」
「この人、このまま死んじゃうのかなと思うぐらいすごかった」
分かる気がするな(^^)
初めて君と出会った日僕はビルの向うの空をいつまでも探してた
君が教えてくれた花の名前は街に埋もれそうな・・・小さな勿忘草
勿忘草の花言葉はもちろん
「わたしを忘れないで。いつまでも覚えていて」
この世を去る人に相応しい歌。