ご承知のように昨日から能登地方で群発地震が起きています。
能登地方、日本海側の皆様、どうかご無事でありますよう。
被害が最小でありますように。
NHKの緊急報道の女性アナウンサーの方が、必死で津波の危険を訴えていらっしゃるので
(尊いことだな・・・)と思って、ずっと聞き続けました。
わたしたちは昨日までと同じ日常がなんとなく、これからも続くと思い込みます。
(だって30年、生きてきてそうだったもん)と。
お釈迦様を始め、ブッディストはみな口を揃えて言います。
「突然、死は訪れる。あなたに残された時間はもう無いかも知れない。故に無常を超える準備を今すぐ行え」
タントラの観想のツボ
えーと、書き忘れたのですが、後期アヌッタラヨーガ・タントラは性的ヨーガそのものです。
そこでゲールク派の大学者ツォンカパはハムレットみたく相当悩み、
「持戒か成就か?To be or not to be」
仏教は、僧が異性と肉体関係を持つのはご法度です。
親鸞は破ったわけですが。
これ以降、日本では(黄檗宗でわたしの近所のお坊さんだけど)子供をもうける、タバコは吸う、
魚釣りに行く、飲酒は平気。
喫煙はサガミの店員さんにお客様、飲食スペースは禁煙ですと注意されているのに、
「みんな身内みたいなもんや、ええやろ?な、ええやろ?」と言って吸い続けた。
という出家者が増え、他の仏教国は日本仏教のあり方に対し白眼視しています
天台で出家したこの人も
「そもそも不倫がいけないなんて」お釈迦様が不邪淫戒と言ったのです
で、その解決策が、
- 完全に性欲を断てたものしか、性的ヨーガを修してはいけない。
- 観想の中でノミやっていい。
タントラの成就法はみんな、そう組み立てられています。
主尊がわたしたちの頭頂に載って、エネルギーをわたしたちに注ぐのがそれね。
眉間からエネルギーを注ぐのも、狙いは同じです。
師の経験を移入している訳ね。
次にこのエメラルド・グリーンの光はあなたの頭頂から入って来て、アナハタ・チャクラへと降りて来ます。
あなたと女神は溶け合って完全に一体となります。
するとあなたは彼女の本質である
何ものにも囚われない心の清澄さ、安らぎ、至福に満ちます。
実はここを一番強調したかったわたしなのですが、ダラダラ書いてたら肝心の部分をすっ飛ばしました。^^;えへへへへ、ごめんなさい。
ご修行頑張ってね。
チャック・パラニュークさん
あの・・・それから何度も言いましたが、わたしは容易にフォローやアメンバーを許可しないつもりです。
映画「ファイト・クラブ」でも、これをやっていましたが昔、禅門で出家の許可は容易なことではありませんでした。
大昔、禅では真剣さや帰依心、ダルマに対する希求心、それを見るために罵倒などを徹底的に行なってイビリ帰す訳です。そこで怒ってサッと踵を返すようでは、全く見込みはありません。
岡田斗司夫さんと堀江貴文さん
あの堀江貴文さんは、岡田斗司夫さんに2年間、お金を払って社員(弟子)を続けました。(←知ってた?なので、岡田斗司夫さんは堀江さんが愛おしくて仕方がない訳です。みんな1年で辞めるんだけど、堀江くんは2年も続けたんだよ)
堀江貴文さんは、「何がなんでも岡田斗司夫の全てを吸収したい」という一存だったのです。
社員が社長にお給料を支払うという驚天動地の企業形態!
「私塾」が本当の姿なのでしょうが、それを岡田斗司夫さんは
企業として立ち上げたのでしょう
わたしは別に弟子など期待しないけど、軽い気持ちの見込みのない人がSNSには多いです。
そんな方には貴重な法を伝えにくいです。
映画「ファイト・クラブ」
ファイト・クラブは禅の公案を扱っていてとても面白いよ。
心意気を試している
スーパーやコンビニに慣れている人は「ようこそいらしゃいました、さあ、どうぞどうぞ」と
笑顔で招待されるとお客様気分でいるが、そうは問屋が卸さない。
仏教はお商売ではありません。
「3日間、飲まず食わずで堪えたら入れてやれ」
根性を見てる
「ファイト・クラブ」原作者のチャック・パラニュークさんの禅や日本文化への造形の深さには脱帽です。チョチョイと川柳なんかも作っちゃう。
チャック・パラニュークさん