北方謙三さんのハードボイルド小説みたいなタイトルですが気にしないでください。
先の週末、北アルプス山麓の水田地帯を回った後に白馬村の親海湿原に立ち寄りました。
親海湿原と聞いてミツガシワやニリンソウを期待した皆様には申し訳ありませんが、今回のメインは枯木です。
ミズキの白い花と枯木の対比に惹かれました。
立ち枯れたミズナラは強風が吹いたら倒れそうです。
人間だったら重度の骨粗しょう症です。
裂けて曲がった痛々しい姿。
この木はもはや朽ちゆくのみです。
枯れたイメージばかりでは気が滅入るといけませんので、最後は白馬村の定番である白馬大橋からの景色です。
近頃は枯木、倒木、朽木など命を失った(又は失いつつある)樹木に魅力を感じるようになりました。
風景を撮り始めた頃はまったく興味がなかった被写体ですが、私自身そちら側に近づいたからなのか?いや、撮影者として成長したということにしておきます。
ご覧いただきありがとうございました。
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