雨の飯田で桜巡り(その4) | 信州風景歳時記

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前回の続きです。雨の桜巡りは今回が最終回となります。

 

推定樹齢800年と言われる飯田では最古の「愛宕神社の清秀桜」です。

地蔵寺を建立した清秀法印が植えたのが名前の由来です。

傷みが激しく支柱に支えられて立っていますが、上部の花付きは健在です。

 

同じ愛宕神社内にある「千代蔵桜」です。

千代蔵は江戸時代の飯田城下の商人の名前です。

 

これも愛宕神社の境内にある桜ですが、無名の若桜です。

私は勝手に「ネオ清秀桜」と呼んでいます。

清秀桜に万が一のことがあったら、この若桜が跡を継いでくれることでしょう。

 

旧山本中学校のしだれ桜です。

昭和60年に閉校となった山本中学校の校舎前に立つしだれ桜は木造校舎とのコラボが秀逸でカメラマンに人気があります。

最近は杵原(きねはら)学校と呼んで観光PRに励んでいますが、閉校前はそのような呼び方はしていませんでした。

地元を知る者には「山中(やまちゅう)」の呼び名の方が馴染みがあります。

 

ラストは「増泉寺の天蓋しだれ」です。

お寺に被さるように咲き誇る巨大なしだれ桜は色鮮やかで見応えがあります。

今回、本降りの雨の中で桜を巡りましたが、晴天とは違う落ち着いた色合いを楽しみました。

満開の場所でも他のカメラマンに出合うことなく、ノーストレスで撮れました。

雨の中をカメラを下げたずぶ濡れのオジサンがニヤニヤしながらウロついているのは一歩間違えば職質モノですが、自分としては幸せな休日でした。

信州では北部でも桜が開花しており、観測史上最速の開花とか。

例年桜撮影のラストはGWの大町・白馬方面でしたが、今年はそこまで待ってくれないかもしれません。

 

今日は3月最終日。密度の濃いウィークデーでしたが何とか乗り切りました。

週末はまたどこかで桜を見てリフレッシュします。

皆様も楽しい週末をお過ごしください。

 

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